正看護師と准看護師は転職でどう違う?求人・給料・キャリアを比較

「正看護師と准看護師って、転職するとどんな違いがあるの?」
「仕事内容は似ているのに、求人や給料は変わる?」
「応募できる職場に差はある?」

そんな疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

正看護師と准看護師は、資格の位置づけや業務上の立場に違いがあります。ただ、実際の職場では似た業務を担当することも多いため、普段働いているだけでは違いを強く意識しないこともあります。

一方で、転職活動になるとその違いが見えやすくなります。

求人によっては「正看護師のみ」としていることもあれば、正看護師・准看護師の両方を募集していても、給与や資格手当が異なる場合があります。勤務先の種類によっても、募集のされ方や任される役割に違いが出ることがあります。

つまり、正看護師と准看護師の違いは、資格制度だけでなく、応募できる求人の幅や給与条件、今後のキャリアにも関係してくるということです。

この記事では、正看護師と准看護師の基本的な違いを簡単に確認しながら、転職するときにどのような差が出やすいのかを中心にわかりやすく解説します。

これから転職を考えている方や、求人を見ながら「この条件の違いは何だろう?」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

正看護師と准看護師の違い

転職での違いを見る前に、まずは正看護師と准看護師の基本的な違いを簡単に確認しておきましょう。

正看護師は、看護師国家試験に合格し、厚生労働大臣から免許を受ける資格です。一方、准看護師は都道府県が実施する試験に合格し、都道府県知事から免許を受けます。

また、業務上の立場にも違いがあります。

正看護師は、自らの判断で療養上の世話や診療の補助を行います。一方、准看護師は、医師・歯科医師または看護師の指示を受けて業務を行うことが定められています。

ただし、実際の職場では、採血や点滴、バイタルチェック、服薬管理、患者さんのケアなど、正看護師と准看護師が似た業務を担当しているケースもあります。

そのため、日々の仕事だけを見ていると違いを感じにくいこともありますが、転職活動ではこの資格上の違いが、応募条件や給与、役割などに反映されることがあります。

ここからは、転職するときにどのような違いが出やすいのかを具体的に見ていきましょう。

 

転職では応募できる求人にどんな違いがある?

正看護師と准看護師では、転職するときに応募できる求人の幅が異なります。

正看護師は、病院・クリニック・訪問看護・介護施設など、幅広い職場で募集されています。一方、准看護師は、求人によっては応募対象外となることがあります。

求人票を見ると、

「正看護師のみ」
「正看護師・准看護師どちらも可」

といった表記がありますが、この違いは転職先の選択肢にそのまま影響します。

正看護師のみを募集している求人もある

急性期病院や訪問看護などでは、正看護師のみを応募対象としている求人もあります。

また、管理職候補や専門性の高い業務を担当する求人では、正看護師資格が応募条件になっているケースもあります。

そのため、正看護師は比較的幅広い求人から転職先を選びやすい傾向があります。

正看護師・准看護師どちらも募集している職場も多い

一方で、クリニックや療養型病院、介護施設などでは、正看護師と准看護師の両方を募集している求人もあります。

ただし、同じ求人の中でも、資格によって給与や任される役割が異なることがあります。

そのため、「応募できるかどうか」だけでなく、資格によって条件にどんな違いがあるのかまで確認することが大切です。

求人数だけでなく、仕事内容まで確認しよう

転職先を探すときは、求人数の多さだけで判断しないようにしましょう。

同じ「看護師募集」でも、病院と介護施設では仕事内容が大きく異なりますし、正看護師と准看護師で業務分担が設けられている場合もあります。

求人票を見るときは、

・応募資格
・配属先
・仕事内容
・給与条件
・役職やキャリアアップの可能性

まで確認しておくと、転職後のミスマッチを防ぎやすくなります。

次は、正看護師と准看護師で給与や資格手当にどのような違いが出やすいのかを見ていきましょう。

給与や資格手当はどのくらい違う?

正看護師と准看護師では、転職先によって給与条件に差がつくことがあります。

同じ職場で同じような業務を担当していても、基本給や資格手当が異なり、月給や年収に差が出るケースは珍しくありません。

求人票では、

「正看護師:月給30万円~」
「准看護師:月給27万円~」

というように、資格ごとに給与が分けて記載されていることもあります。

基本給や資格手当が違うことがある

給与差が出やすいポイントのひとつが、基本給と資格手当です。

職場によっては、正看護師のほうが基本給を高く設定していたり、資格手当に差をつけていたりします。

一方で、夜勤手当や住宅手当、通勤手当などは、正看護師・准看護師で同じ金額に設定されていることもあります。

そのため、転職時は月給の総額だけを見るのではなく、どの項目で差がついているのかを確認しておくことが大切です。

賞与まで含めると年収差が広がることもある

賞与が基本給をもとに計算される職場では、基本給に差があると年収差も広がる可能性があります。

たとえば月給だけを見ると数万円程度の違いでも、賞与を含めて年間で比較すると、想像していたより差が大きくなることがあります。

転職先を比較するときは、月給だけでなく、

・基本給
・資格手当
・夜勤手当
・賞与
・昇給制度

まで見て、年収ベースで考えるとわかりやすいです。

給与差だけで転職先を決めないことも大切

正看護師と准看護師で給与に差があるからといって、金額だけで転職先を決める必要はありません。

勤務時間や休日、残業の多さ、夜勤回数、通勤時間などによって、働きやすさは大きく変わります。

給与が高くても負担が大きい職場もあれば、給与差はあっても、自分の希望する働き方に合っている職場もあります。

転職では、資格ごとの給与差を確認しながら、仕事内容や働き方も含めて総合的に比較することが大切です。

 

病院・クリニック・介護施設では求人傾向がどう違う?

正看護師と准看護師では、勤務先の種類によって求人の出方にも違いがあります。

「どちらの資格でも応募できる職場が多いのか」
「正看護師のみの募集が多いのか」

は、施設形態によって変わってきます。

病院

病院では、正看護師のみを募集している求人も多く見られます。

特に急性期病院や専門性の高い診療科、管理職候補などでは、正看護師資格が応募条件になっていることがあります。

一方で、療養型病院や慢性期病院などでは、正看護師・准看護師の両方を募集しているケースもあります。

病院への転職を考える場合は、病院の機能や配属先によって応募条件が変わることを意識しておくとよいでしょう。

クリニック

クリニックでは、正看護師・准看護師のどちらも募集している求人が比較的見つかりやすい傾向があります。

採血や点滴、診療補助など、これまでの経験を活かしやすい職場も多くあります。

ただし、同じクリニックでも、資格によって基本給や資格手当が異なる場合があります。

また、少人数で運営している職場では、一人ひとりに求められる業務範囲が広いこともあるため、仕事内容まで確認しておきましょう。

介護施設

特別養護老人ホームや有料老人ホーム、介護老人保健施設などでは、正看護師・准看護師の両方を募集している求人も多くあります。

主な仕事は、入居者さんの健康管理や服薬管理、医療処置、介護スタッフとの連携などです。

病院に比べると、急変対応や医療処置の頻度が少ない職場もありますが、施設によって医療依存度や看護師の配置人数は大きく異なります。

転職時は、資格だけでなく、看護師がどこまでの業務を担うのかも確認しておくことが大切です。

訪問看護

訪問看護は、正看護師を対象としている求人が比較的多い分野です。

一人で利用者さんの自宅を訪問し、その場で状態を判断する場面も多いため、正看護師資格を応募条件としている事業所もあります。

ただし、募集条件は事業所によって異なるため、訪問看護への転職を考えている場合は、応募資格を事前に確認しておきましょう。

このように、正看護師と准看護師では、施設形態によって応募しやすい求人や求められる役割が変わります。

転職先を探すときは、資格だけを見るのではなく、自分がどの施設形態でどんな働き方をしたいのかまで考えると、求人を比較しやすくなります。

 

キャリアアップや役職への影響はある?

正看護師と准看護師の違いは、転職先の選択肢や給与だけでなく、今後のキャリアにも関係します。

特に、主任や看護師長などの役職を目指したい場合や、より専門性の高い分野で経験を積みたい場合は、正看護師資格が求められるケースが多くなります。

管理職を目指す場合は正看護師が有利

病院や施設によって基準は異なりますが、看護師長や主任などの管理職は、正看護師を対象としていることが一般的です。

そのため、

「将来的にマネジメントに関わりたい」
「役職を目指して収入アップしたい」

という場合は、正看護師資格がキャリアの選択肢を広げやすくなります。

一方で、准看護師として長く経験を積み、現場で中心的な役割を担っている方もいます。

ただ、転職先によっては役職登用の条件に資格区分が含まれていることもあるため、将来のキャリアを重視する場合は事前に確認しておくと安心です。

専門分野へ進みたい場合も確認が必要

専門性を高めたい場合も、資格によって選択肢が変わることがあります。

たとえば、認定看護師や専門看護師を目指す場合は、正看護師資格が必要です。

また、訪問看護や急性期、専門外来などへの転職でも、正看護師のみを対象としている求人があります。

今後、

「特定の分野で経験を積みたい」
「資格を活かしてキャリアアップしたい」

と考えている場合は、希望する職種や分野でどの資格が求められているかを早めに確認しておくとよいでしょう。

転職では「今」だけでなく数年後も考える

転職先を選ぶときは、今の働きやすさや給与だけでなく、数年後にどのような働き方をしていたいかも考えてみましょう。

たとえば、

・管理職を目指したい
・専門性を高めたい
・収入アップを目指したい
・できるだけ長く現場で働きたい
・家庭と両立しながら無理なく働きたい

など、希望するキャリアは人それぞれです。

正看護師と准看護師では、選べる求人やキャリアの広がりに違いがあります。

転職時には、目の前の条件だけでなく、その職場でどんな経験を積めるのか、将来の選択肢につながるのかまで見ておくと、後悔の少ない転職につながりやすくなります。

 

ナースハーバーの求人では、正看護師と准看護師で何が違う?

ここまで、正看護師と准看護師では、応募できる求人や給与、キャリアの選択肢に違いがあるとお伝えしてきました。

では、ナースハーバーで実際に掲載している求人では、どのような違いがあるのでしょうか。

ナースハーバーで取り扱っている求人を見ると、正看護師と准看護師で業務内容を大きく分けている求人は、現時点ではそれほど多くありません。

たとえば、クリニックであれば採血や点滴、診療補助、介護施設であれば健康管理や服薬管理、医療処置など、正看護師・准看護師で基本的な仕事内容が共通している求人も多くあります。

一方で、違いが出やすいのが給与です。

同じ職場・同じ仕事内容でも、

・正看護師と准看護師で月給が異なる
・資格手当の金額が異なる
・スタート時の基本給が異なる

といった求人はあります。

そのため、ナースハーバーで求人を探す場合は、「仕事内容が違うか」だけでなく、自分の資格ではどの給与条件になるのかまで確認することが大切です。

また、求人によっては正看護師のみを募集している場合もあります。

気になる求人があるときは、応募資格とあわせて、正看護師・准看護師それぞれの給与条件もチェックしてみてくださいね。

 

▶ 正看護師の求人をみる

 

▶ 准看護師の求人をみる

 

まとめ

正看護師と准看護師は、資格の位置づけや業務上の立場に違いがあります。

ただ、転職という視点で見ると、特に差が出やすいのは応募できる求人の幅や給与、今後のキャリアです。

正看護師のみを募集している求人がある一方で、クリニックや介護施設などでは、正看護師・准看護師のどちらも応募できる求人もあります。

また、同じ職場で仕事内容がほぼ同じでも、基本給や資格手当などに差が設けられていることもあります。

実際にナースハーバーで扱っている求人でも、正看護師と准看護師で業務内容が大きく異なるケースはそれほど多くありませんが、給与条件には違いが出ることがあります。

そのため、転職先を探すときは「応募できるかどうか」だけでなく、

・自分の資格ではどの給与条件になるのか
・希望する施設形態で求人があるか
・将来的にどんなキャリアを目指したいか

まで確認しておくことが大切です。

正看護師・准看護師それぞれで選べる求人や条件は異なりますが、まずは自分がどんな働き方をしたいのかを整理したうえで、求人を比較してみてくださいね。

看護師の転職ならナースハーバー

ナースハーバーでは、横浜・神奈川を中心に、病院やクリニック、訪問看護、介護施設などの看護師求人をご紹介しています。

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という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

求人票だけではわかりにくい条件も確認しながら、あなたの希望に合った転職先探しをお手伝いします。

 

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