看護師給与調査 10月

1. 求職者の希望賃金、再び上昇傾向に

詳細を見る

令和7年8月の求職者希望賃金(平均額)は 295,982円
先月(293,254円)から約+2,700円と、再び上昇に転じました。

一時は30万円を超える水準(令和7年6月)を記録したあと、やや落ち着きを見せていましたが、ここに来てじわじわと高水準へ回帰する動きが見られます。

📝 「求人とのギャップが狭まりつつある」
求職者側の希望と、実際の求人額が接近してきており、交渉のしやすい状況になっていると考えられます。

 

2. 求人賃金(最高値)が過去最高を記録

求人側が提示する賃金の最高値は、ついに334,992円に到達(令和7年8月)。

これは、記録の残る中でもっとも高い金額であり、雇用側が「優秀な人材を確実に確保したい」という姿勢を強く示していることの現れです。

✨ 毎月数千円ずつ上昇しており、最高値ラインは確実に底上げされています。

 

3. 最安値も上昇、相場全体が底上げ

求人賃金の最安値も、273,686円と前月より微増。
数か月前と比べると、明らかに「底」が上がってきており、市場全体の強気傾向がうかがえます。

💡 いわゆる「条件のよくない求人」でも賃金が上がっていることで、転職における選択肢の幅が広がってきているとも言えるでしょう。

 

4. 秋は“転職の本番シーズン”に突入

10月は病院の決算月や異動シーズンにあたるため、求人も増加傾向に。
一方で、希望賃金も強気な水準が続いており、「お互いに探り合う時期」とも言えます。

✅ この時期に転職するメリットは?

  • 選べる求人数が多い(秋採用に向けて求人が出揃いやすい)

  • 年末ボーナス前に内定が決まりやすい

  • 年内入職を狙う病院側の動きも活発

 

5. まとめ|看護師市場は“堅調”そのもの

希望額・求人額ともに上昇基調が続いており、市場全体は非常に安定かつ活発。

給与条件に納得のいく転職を目指すには、今がまさに好機と言えるでしょう。

 

「転職するか迷っている…」そんな方へ

希望条件を伝えるだけで、非公開求人のご紹介や、給与交渉の代行もOKです。
お気軽にご相談ください♪

👉 LINEで無料相談する
👉 WEBで相談予約

 

🔎 過去の相場レポートはこちら

バックナンバー一覧は給与調査まとめページに掲載中!(※リンクは仮)
希望額の推移や季節ごとの傾向を振り返る参考にどうぞ。

 

参考文献:厚生労働省 神奈川労働局「求人・求職バランスシート【職業安定課】令和6年度~令和3年度」(2025年10月03日参照)

※本データは、神奈川県労働局が公開している「求人・求職・賃金バランスシート(看護師/カテゴリ:13保健師・助産師・看護師)」をもとに、令和3年4月〜令和7年10月の期間で集計し弊社独自で作成したものです。
※掲載している金額は平均値・最高値・最安値であり、すべての求人に該当するものではありません。あくまで目安としてご覧ください。
※実際の求人条件は個別に異なりますので、詳細についてはお気軽にご相談ください。

LINE登録でプレゼント!

履歴書の自己PRや志望動機、どう書けばいいか迷っていませんか?
LINE登録すると、今だけ「転職ガイドブック」を無料でお届け💌
LINE登録ですぐに受け取れます。!

ページの先頭へ
menu