看護助手給与調査 10月版
1. 求職者の希望賃金、前月比でやや下落
2025年10月時点の求職者希望賃金(平均)は 221,458円。
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※令和4年11月の求職者希望賃金平均額は、前後月と比較して大きく上昇していますが、データ母数が少なかった可能性や一部の高額希望者の影響によるものと考えられます。全体傾向を把握する際は、複数月の平均や流れを併せてご確認ください。
 先月(222,292円)より約800円下がり、2ヶ月ぶりのマイナスとなりました。
大きな変動ではないものの、7月に一時的な上昇があったため、
 「上がりきった分の調整局面」とも言える落ち着きが見られます。
とはいえ、6月(217,317円)よりは4,000円ほど高く、
 中長期で見ると希望額はじわじわと上昇トレンドにあると言えそうです。
2. 求人側の賃金はやや調整、最高値は下がるも依然として高水準
10月の求人賃金は以下の通りです。
最高値:238,136円(前月比 -4,470円)
最安値:202,870円(前月比 -1,182円)
最高値・最安値ともに下落しましたが、特に最高値は240,000円台目前からの下落で、
 若干の「落ち着き」が見られます。
とはいえ、昨年同月(2024年10月)の最高値は 235,302円 だったため、
 前年比では+2,800円と、過去最高水準を更新し続けている状況です。
3. 求人と希望のギャップは縮小傾向に
今月の希望賃金と最高求人賃金の差は 約16,600円。
 過去には20,000円以上あったこともあり、求職者の希望と求人の条件が歩み寄っている様子が見てとれます。
特に、
「パートから常勤への転向希望」
「夜勤なし希望でも給与はしっかりほしい」
という声が多い中、求人側も柔軟な条件を提示する傾向が増えてきました。
✅ この時期に転職を検討するメリットは?
10月は、ボーナス前に採用を進めたい施設が増えやすいタイミング。
 加えて、年末年始のシフトや人員計画を固める時期でもあります。
このため、
早期入職なら優遇されやすい
「年内に決めたい」病院・施設が積極採用
年明けからの新体制スタートを見据えた増員
…といった背景があるため、採用活動も活発化しやすいのがこの時期の特徴です。
💡 編集後記:相場は“落ち着きながらも強い”
希望額がわずかに調整したとはいえ、前年同月と比較すると着実に相場は上昇しています。
看護助手の仕事は「責任が重いのに給与が低い」と言われがちですが、
 データを見る限り、少しずつではあるものの、待遇は改善に向かっているように感じます。
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参考文献:厚生労働省 神奈川労働局「求人・求職バランスシート【職業安定課】令和6年度~令和3年度」(2025年10月03日参照)
※本データは、神奈川県労働局が公開している「求人・求職・賃金バランスシート(看護師/カテゴリ:37保健医療サービス職業従事者)」をもとに、令和3年4月〜令和7年10月の期間で集計し弊社独自で作成したものです。
 ※掲載している金額は平均値・最高値・最安値であり、すべての求人に該当するものではありません。あくまで目安としてご覧ください。
 ※実際の求人条件は個別に異なりますので、詳細についてはお気軽にご相談ください。
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