看護師の転職で小論文って本当にあるの?出題例と対策もまるっと解説!

1. 「転職で小論文って本当にあるの?」

「転職なのに、小論文ってほんとにあるの?」

看護師さんの中には、求人票や面接情報を見てふと、そんな疑問を持った方もいるかもしれません。
実際、「新卒のときは書かされたけど、中途採用で小論文なんて聞いたことないなあ…」という声もよく聞きます。

でも、じつは一部の医療機関では「転職者にも小論文の提出」を求めるケースがあるんです

もちろん、すべての病院やクリニックで必要なわけではありません。
むしろ、必要ない職場のほうが多いのが現実。

それでも、大学病院や市民病院、一部のブランド病院などでは、
選考の一環として小論文が課されることがあるので、知らずに応募して慌てる…なんてことも。

「本当にあるの?」と思っていたら、「まさか自分が書くことになるとは…」という看護師さん、実際にいるんですよ。

次の章では、どんな職場で小論文が出されやすいのか、具体的に見ていきましょう🩺

 

2. 小論文を求められる職場の特徴とは?

転職のときに「小論文をお願いします」と言われると驚いてしまいますが、
これはどの職場でもあるわけではありません。


実は、小論文を課す病院や施設には、ある程度の“共通点”があります。

ここでは、そんな「小論文あり」の可能性が高い職場についてご紹介します。

 

✅ 大学病院・教育機関系の病院

大学病院などの“教育色が強い”病院では、新卒・中途問わず「看護観」や「倫理観」を重視します。

そのため、応募者の考えを深く知る手段として小論文を取り入れているケースがあります。

例:「あなたの考える看護とは」「患者との信頼関係の築き方について」など

 

✅ 市民病院・赤十字病院などの公的医療機関

こうした病院は、公務員的な採用試験の流れに近いことが多く、
書類審査+筆記+面接+小論文という“セット”で行われる場合があります。

採用案内に「作文試験」と書かれていたら、それが小論文のことも!

 

✅ 人気の高い民間病院(ブランド病院)

「この病院で働きたい!」という応募が多い病院ほど、選考基準が厳しくなる傾向にあります。
人物像や人間性を見極めるために、小論文で考え方をチェックする病院も。

面接では見えづらい“内面”を知るためのツールとして使われています。

 

✅ 看護部長のこだわりが強い病院

これはちょっと意外かもしれませんが、
「書く力」や「考える力」を重視する看護部長さんがいる病院では、
小論文を独自に取り入れているケースも


求人票には書いてなくても、
面接時に「後日提出してください」と言われることもあるので要注意です。

小論文があるかどうかは、求人票や募集要項に「作文」「小論文」と書かれていることもあれば、書かれていないことも。

心配な場合は、応募前に確認しておくのが安心です◎

 

3. 出題されやすいテーマってどんなもの?

「小論文って、いったい何を書けばいいの…?」
そう思いますよね。実際に出題されるテーマには、**ある程度の“傾向”**があります。

病院側が見たいのは、スキルだけじゃなくてあなたの“考え方”や“人となり”
だからこそ、テーマはわりと“あなた自身”に関するものが多いんです。

 

💡 よくある出題テーマ

◆ あなたの看護観について

→「看護とはどうあるべきか」「あなたが大切にしていること」などを聞く定番テーマ。
 その人の価値観が伝わります。

 

◆ チーム医療における自分の役割

→ 協調性・責任感を見たいときに出されるテーマ。
 過去のエピソードと絡めて書けると◎

 

◆ 当院を志望した理由と、今までの経験の活かし方

→ 志望動機+自己PRのような内容。
 「なぜウチなのか?」をしっかり伝えることが大切です。

 

◆ 印象に残った患者さんとの関わり

→ 看護の姿勢や、どんな関係を築こうとしているかが伝わるテーマ。
 リアルな経験があると説得力が出ます。

 

◆ 医療現場における倫理について

→ 倫理観や対応力を問われることもあります。少し難易度高めですが、誠実に考えを書けばOK!

 

📏 文字数の目安

  • 多くの場合は400~800字程度

  • 長くても1,000字以内で収まることがほとんど

  • 指定がない場合は「600字前後」が読みやすくて◎

 

📝 ちょっとしたコツ

テーマは自由でも、「自分が何を大切にして看護しているか」が軸になっていれば大丈夫!
大切なのは、「正解」よりも「あなたらしさ」です。

 

4. 小論文があるかどうか、事前にどう確認する?

「小論文なんて聞いてないよ〜!」
応募先から突然そんな連絡が来たら、焦ってしまいますよね。

実は、小論文が事前に明記されている場合もあれば、されていないこともあるんです。
ここでは、事前に小論文の有無をチェックする方法をお伝えします🕊️

 

✅ 募集要項や採用ページをチェック!

  • 「選考内容」の欄に注目
     →「作文」「小論文」「筆記試験」などの記載があるか確認してみましょう。

  • PDF形式の募集要項などに、こっそり書かれている場合もあります!

 

✅ 「作文」と書かれている場合は要注意!

病院によっては「小論文」ではなく「作文」と表現されていることも。
でもその中身は、実質的に小論文と変わらないことが多いんです。

たとえば「あなたの看護観について400字で」などの出題があった場合、それは立派な小論文◎

 

✅ 不明なときは、病院に直接問い合わせてもOK

「小論文ってありますか?」と聞いてもまったく問題ありません。
病院側も「事前に準備してくれるのはありがたい」と思ってくれるはずです。

 

✅ 転職エージェントに聞くのが一番ラクかも

実は、私たちのような看護師専門の転職エージェントでは、事前にそういった情報を把握しています◎
「書類選考だけ」「小論文あるけど過去問教えてくれる病院」などもあるので、気になる方は遠慮なく相談してくださいね。

 

5. 小論文がある場合、どう対策すればいい?

「小論文が必要ってわかったけど、どう書いたらいいのかわからない…」

そんな不安、すごくよくわかります。
でもご安心を◎

看護師さん向けの小論文は、“想い”がちゃんと伝われば大丈夫なんです。

ここでは、文章が得意じゃなくても書けるコツをお伝えします。

 

✍️ まずはテーマを「自分ごと」にする

テーマを見たときにいきなり文章を書き始めようとすると、手が止まりがち。
まずは自分の過去の経験と結びつけて考えるのがおすすめです。

たとえば…

 

テーマ例:「あなたの看護観について」
→ 「あのとき患者さんに言われた“ありがとう”が忘れられない」
→ 「あの出来事から、“傾聴する姿勢”の大切さに気づいた」

というふうに、ひとつでもエピソードが浮かべば、そこから一気に書きやすくなります

 

🖊️ 構成は“かんたん3ステップ”でOK!

① 導入:テーマに対する考え(最初の主張)

例:「私が看護師として最も大切にしているのは“患者さんに安心を届けること”です。」

 

② 本文:その考えに至ったきっかけや経験

例:「かつて担当した○○さんとの関わりの中で、安心感が治療意欲に影響することを実感しました。」

 

③ まとめ:その経験をどう活かすか、これからどうしたいか

例:「この経験を糧に、今後も一人ひとりの声に耳を傾けながら、看護に取り組んでいきたいです。」

 

🧠 書くときに意識したい3つのポイント

  1. 抽象語だけで終わらせない
     →「信頼関係を大切にしています」だけでなく、どう築いているのかを具体的に!

  2. 前向きなメッセージで締める
     → 不満やネガティブな内容に偏らないように。「〜していきたい」という希望で締めると◎

  3. 読みやすさも気配りのうち
     → 一文が長すぎないか?漢字が多すぎないか?句読点の位置は自然か?
      こうした気配りが、実はかなり評価されます。

 

🧾 書いたあとの「セルフチェックリスト」

  • □ テーマにちゃんと答えてる?

  • □ 主張とエピソードがつながってる?

  • □ 「誰でも言えそうなこと」だけになってない?

  • □ 最後は前向きに締めてる?

  • □ 誤字脱字・読みにくい言い回しはない?

可能であれば、第三者に読んでもらうのがベストです。
ナースハーバーでは、こういった添削のサポートも行っていますよ◎

 

✨「上手に書く」より「あなたらしく書く」

看護師の小論文で大切なのは、うまい文章を書くことではありません。
“自分の言葉で、自分の気持ちを伝えること”が何より大事です。

ちょっと恥ずかしいくらい「自分らしいな」って思える文章こそ、面接官の心に響きますよ🕊️

 

 

6.よくある質問

このパートでは、小論文に関して皆さんの疑問にお答えします。

Q1. 小論文って、面接で話せば済むことなんじゃないの?

A. 面接だけで見えにくい「考え方の深さ」や「文章力」などを見たい病院では、小論文が使われます。
とくに応募者が多い病院では、書類である程度フィルターをかけたいという意図もあります。

 

Q2. 小論文があるかどうか、直前にならないと分からないこともある?

A. あります!
求人票に書かれていなかったのに、面接日が決まった後に「当日は小論文もあります」と伝えられるケースも。
不安な場合は、早めに問い合わせて確認するのが安心です◎

 

Q3. 書いたことがなくて不安…文章力に自信がないとダメ?

A. ぜんぜん大丈夫!
求められているのは“キレイな文章”ではなく、“あなたの考えがしっかり伝わるか”です。
構成を意識して、具体的なエピソードを入れれば、伝わる文章になりますよ✨

 

Q4. 小論文って、誰かに書いてもらったらバレますか?

A. 完全に代筆してもらった場合、“バレる可能性はゼロではありません”

というのも、小論文の内容と面接での受け答えにギャップがあると、
「本当に自分で書いたのかな?」と疑問を持たれてしまうことがあるんです。

たとえば──
小論文では「患者さんとの信頼関係が大切」と書いてあるのに、
面接ではその話題になるとしどろもどろ…なんてことになると、やっぱり違和感を持たれますよね💦

 

Q5. 小論文をAIに書いてもらったらバレますか?

A. 正直に言うと──内容次第ではバレることもあります

最近はAIで文章を作れる時代。
でも、読み手(採用担当者)もプロなんですよね。

たとえば…

  • きれいすぎる文章

  • 看護師っぽさが薄い内容(現場感がない)

  • やたら抽象的で、具体例がない

こんな文章だと、「AIで書いたのかな?」と気づかれてしまうことも💦

 

Q6. 相談できる人がいないとき、どうしたらいいですか?

A. そんなときは、ぜひナースハーバーに頼ってください🫶
書類の添削や志望動機の整理も含めて、一緒に考える個別サポートをしています。
あなたの気持ちをうまく言語化するお手伝いをしますよ。

“誰かと一緒に考えたり、添削してもらう”のはOKですし、むしろおすすめです!

自分の想いを自分の言葉で伝えるために、
書く構成を考えたり、文章を一緒にブラッシュアップすることは、全然悪いことじゃありません。

ナースハーバーでも、**「代筆ではなく、あなたの言葉を引き出すサポート」**をしています。
一緒に、“あなただけの小論文”を作りましょう🕊️

 

6. まとめ|小論文は“あるかも”に備えておくのが安心

転職活動中に「小論文をお願いします」と言われるのは、正直ちょっと驚きですよね。
でも、大学病院や公的医療機関などでは実際に課されることがあるのが現実です。

とはいえ、全体としては必要のない職場のほうが多いので、過剰に心配する必要はありません◎

でもね、やっぱり思うんです。
いざというときにあたふたしないよう、「もしかしてあるかも」の気持ちで準備しておくと安心。

 

✨ 小論文対策は、面接にも活きる!

小論文を書く準備をすることは、「自分の看護観」や「転職理由」を整理することにもつながります。


だから、たとえ小論文が不要でも、面接での受け答えがスムーズになるというメリットも!

「なぜ看護師をしているのか」
「どんな職場で、どう働きたいのか」

──これを自分の言葉で言えるようになると、転職活動はグッと前向きになりますよ🌱

 

 

🛟 看護師の転職ならナースハーバー

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