履歴書だけで大丈夫?看護師の転職で「職務経歴書」が必要な理由
1. はじめに|職務経歴書って看護師にも必要なの?
「看護師の転職って、履歴書だけじゃダメなの…?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
実は、**職務経歴書は看護師の転職でも“必要になるケースが増えている”**んです。でも、「何を書けばいいかわからない…」「経験が少ないのに出す意味あるの?」と悩む方も多いのが現実。
たしかに、すべての求人で求められるわけではありません。パートや単発のお仕事なら履歴書だけでOKな場合もあります。でも、正職員での転職や、キャリアアップを目指す転職では、職務経歴書があるかどうかで印象が変わることも。
この記事では、「そもそも職務経歴書って何?」「自分の転職で必要なの?」といった基本から、書くべき人の特徴や、書くことのメリットまで、わかりやすく解説していきます🍀
2. 看護師の履歴書と職務経歴書の違いとは?
「履歴書にも職歴書く欄があるのに、職務経歴書って必要なの?」
…この疑問、とってもよく聞きます。
まずはそれぞれの役割を、やさしく整理してみましょう📝
履歴書とは?
履歴書は、あなたの基本情報やこれまでの経歴をざっくり伝えるもの。
生年月日・住所・資格・学歴・職歴・志望動機など、いわば“プロフィール帳”のような存在です。
職務経歴書とは?
職務経歴書は、どんな仕事を、どんなふうにしてきたかを具体的に伝える書類。
たとえばこんな内容を丁寧に書きます👇
配属された科(例:内科病棟/手術室など)
業務内容(例:バイタルサイン測定、急変対応、看護記録)
工夫したこと・やりがいを感じたエピソード
つまり、履歴書が「ざっくりした自己紹介」だとしたら、
**職務経歴書は「仕事ぶりを伝える自己PRツール」**なんです💡
どっちも必要?
はい、応募先によっては「両方提出してください」と言われることも。
履歴書だけでは伝えきれない「あなたらしさ」や「強み」をしっかり伝えるために、職務経歴書が活躍します✨
特に、病院を変える・分野を変える・ブランクがあるという方には、とても大切な書類になりますよ。
3. 【結論】看護師でも職務経歴書が必要なケースとは?
看護師の転職において、職務経歴書が「必須」かどうかはケースバイケース。
でも実際には、「書いておいた方が安心・有利」な場面がたくさんあります💡
ここでは「必要なケース」と「なくてもOKなケース」を分けてご紹介しますね。
✅ 職務経歴書が“必要になる”ケース
以下のような状況の方は、職務経歴書の提出をおすすめします!
● 転職回数が2回以上の方
→ 経歴を整理して書くことで、スキルの蓄積が伝わります。
● 違う分野にチャレンジする方
(例:病棟→訪問看護、急性期→クリニック)
→ なぜその道を選んだのか、経験をどう活かすのか、職務経歴書で丁寧に伝えると◎
● 管理職・リーダー職を目指す方
→ リーダー業務や教育経験など、役割や成果が明確になるため有利です。
● ブランク期間がある方
→ その間の事情や、復職に向けての準備などを記載すると好印象。
● 転職エージェントを使っている方
→ エージェント側が紹介先へ提出することが多く、最初から用意しておくとスムーズです。
職務経歴書が“なくてもOK”なケース
一方で、以下のような方は省略しても大きな問題はないこともあります:
● 初めての転職(職歴が1つだけ)の方
→ 履歴書の職歴欄で十分に伝わるケースもあります。
● パート・単発勤務など、ライトな働き方を希望している方
→ 応募書類が最小限でOKな求人もあります(※施設による)
🌸 迷ったら「出して損はない」が基本
必須かどうかに関係なく、「この人、丁寧に準備しているな」と感じてもらえる書類が職務経歴書です。
とくに面接が得意じゃない方こそ、先にアピールポイントを伝えておける職務経歴書は心強い味方になりますよ💪
4. 「提出してください」と言われなかった場合は?
求人情報を見ても、「職務経歴書は必要です」と書かれていないことって、けっこうありますよね。
でも、「言われてない=出さなくてOK」とは限らないのがちょっとややこしいところ…。
📪 応募先によって対応はバラバラ
大きな病院や法人グループでは、選考書類が明確に決まっていることが多く、職務経歴書の提出が必須な場合がほとんど。
一方、個人クリニックや中小規模の施設では、「履歴書だけで大丈夫ですよ〜」ということもあります。
つまり、施設側が明記していないだけで、「あれば読みたい」と思っている場合もあるんです。
🧡 自主的に提出しても全然OK!
職務経歴書は、“提出しなかったから落ちる”ことは少ないですが、
逆にいうと、“提出したから受かる”こともある、というのが現場の声。
なぜなら…
💬「応募者が何をしてきた人なのかがよく伝わって、面接のイメージが湧きやすい」
💬「志望度の高さが感じられて、印象がよかった」
…という採用担当者のリアルな声もあるからです✨
💼 エージェント経由ではほぼ提出が前提
ナースハーバーのような転職支援サービスを使う場合は、職務経歴書の提出をお願いすることが多いです。
なぜなら、あなたのご経験や希望を正しく把握しないと、マッチする求人をご紹介できないから。
そのぶん、書き方のサポートもしっかりさせていただいてますよ📝
5. 他の看護師はどうしてる?リアルな実態チェック
「結局、まわりの看護師さんたちは職務経歴書を出してるの?」
そう思ったこと、ありませんか?
ここでは、ナースハーバーがこれまでに関わってきた求職者さんの傾向や、現場のリアルをご紹介します📊
ナースハーバーでの実感値は…
ナースハーバーにご登録いただいた看護師さんのうち、
正職員希望の方 → 約7割が職務経歴書を提出
パート・非常勤希望の方 → 約3割が提出
という印象です(※2024〜2025年の対応実績より)
提出される方の多くは「念のため」「印象が良くなるなら」と、自分から積極的に用意されていることが多いです✨
SNSや口コミの声をのぞいてみると…
X(旧Twitter)などを見てみると、こんな声がちらほら。
「パートだから履歴書だけにしたけど問題なかった」
「面接で“丁寧にまとめてくれてありがとう”って褒められた」
「職務経歴書の提出を求められて焦った…もっと早く準備しておけばよかった!」
実際には「なくてもなんとかなる」場合もありますが、提出した方が丁寧・真面目という印象になりやすいのは間違いありません◎
“周りがどうしてるか”よりも、“自分の転職スタイルに合っているか”が大切
他の人が出している・出していないに左右されすぎず、
「自分の経歴をしっかり伝えたいかどうか」で判断してOKです。
📌「なんとなく不安」なら、職務経歴書は“お守り代わり”にもなりますよ🌸
6. 職務経歴書を書いたほうが有利になる理由3つ
「職務経歴書って、なんだかんだ面倒…」
そう感じている方、多いと思います。
でも実は、**少しがんばって書いておくことで、転職活動がスムーズに進む“お得ポイント”**がたくさんあるんです✨
ここでは、職務経歴書を提出することで得られる3つのメリットをご紹介します!
① あなたの“強み”がしっかり伝わる
履歴書だけでは「いつ・どこで働いたか」はわかっても、
「どんな役割を担っていたのか」「どんな看護をしてきたのか」までは伝わりにくいもの。
職務経歴書があると、たとえばこんなふうに伝えられます👇
🏥「急性期病棟で新人教育を担当していました」
🏥「看取りケアを大切にしており、ご家族対応も積極的に行っていました」
これがあるだけで、あなたの働き方や看護観が伝わり、他の応募者と差がつくことも◎
② 面接での会話がスムーズになる
職務経歴書は、面接官にとって“質問のヒント”になる資料でもあります。
書類をもとに具体的な質問ができるので、面接が「雑談」ではなく「実りある対話」になりやすいんです💬
たとえば…
👩⚕️「看護記録を見直す仕組みを作ったとありますが、どんな内容でしたか?」
👩⚕️「患者さんとの関わりで印象的だった場面があれば教えてください」
→ こうした質問があると、面接で自分の経験を自然に伝えるきっかけになります🍀
③ 「この人、しっかりしてるな」と思ってもらえる
職務経歴書をきちんと準備しているだけで、
**「仕事にも丁寧に取り組んでくれそう」**という印象を持たれることがよくあります。
採用する側は、「どんな人柄なんだろう?」「ちゃんとした人かな?」という点も気にしています。
だからこそ、書類の完成度=あなたの印象につながるんです。
✅ つまり、職務経歴書はただの“説明書”ではなく、
あなたの看護観や人柄を伝える「自己PRツール」なんです🫶
7. 【かんたんテンプレ付】看護師の職務経歴書、どう書く?
「職務経歴書って、なにをどんなふうに書けばいいの…?」
そんな方のために、基本の構成と看護師さん向けの書き方のコツを、テンプレつきでご紹介します📝✨
💡 基本の構成(看護師向け)
職務経歴書は、おおまかにこの3つで構成されています👇
職務要約(今までのキャリアをざっくりまとめる)
職務経歴(いつ・どこで・どんな業務をしていたかを詳しく)
自己PR(強みや仕事に対する姿勢をアピール)
📄 テンプレート(正職員・病棟経験者さん向け)
【職務要約】
看護師として〇年の経験があり、主に急性期内科病棟で勤務してきました。日々の業務に加えて、後輩指導や委員会活動にも積極的に取り組んでまいりました。【職務経歴】
●〇〇病院(正職員) 勤務期間:20XX年4月〜20XX年3月
・配属先:急性期内科病棟(38床)
・業務内容:入院患者のバイタルサイン測定、点滴管理、吸引、電子カルテでの看護記録など
・その他:褥瘡対策委員会に所属/新人看護師のプリセプター担当(1年間)
【自己PR】
常に患者様の立場に立ち、「安心して治療に向き合える看護」を意識してきました。今後は在宅分野にも視野を広げ、これまでの急性期での経験を地域での看護に活かしたいと考えております。
書き方のコツ3つ
✔ 専門用語ばかりにならないように
→ 採用担当者が医療者とは限らないことも!
やさしい言葉に置き換えるのもポイントです。
✔ 数字や具体例を入れると伝わりやすい
→ 「30床の病棟」「プリセプター1年」など、数字が入るとリアルさがUP!
✔ 自分の“らしさ”がにじむ一言を添えて
→ 「ご家族対応が得意」「患者様との関わりを大切にしてきた」など、あなたらしい一文を入れると印象◎
8. よくあるQ&A|これってどうなの?
職務経歴書にまつわる疑問って、けっこうありますよね。
ここでは、看護師さんからよく聞かれる“あるある質問”にお答えします🩺💬
Q1:職歴が1つしかないけど、書く意味ある?
A:あります!
たとえ1つの職場でも、どんな業務をして、どんな看護をしていたのかを具体的に書くことで、あなたの強みがより伝わります。
特に新人教育や委員会活動などがあれば、立派なアピール材料になります◎
Q2:パート勤務でも職務経歴書は必要?
A:ケースバイケースです。
病院によっては「履歴書のみ」で選考することもありますが、提出しておくと誠実な印象に。
「子育て中でも責任を持って働きたい」など、働く姿勢も伝えられるチャンスです。
Q3:どれくらいのボリュームがベスト?
A:A4用紙1枚〜2枚程度が目安です。
長すぎると読みづらく、短すぎると情報不足に見えてしまうことも。
「見やすく・伝わりやすく」がポイントです✨
見出しや箇条書きを使ってスッキリまとめるのが◎
Q4:履歴書に全部書いたから不要じゃないの?
A:履歴書は“概要”、職務経歴書は“中身”です。
履歴書だけでは「どんな仕事をしてきたのか」がぼんやりしてしまいがち。
職務経歴書でその“中身”をしっかり伝えることで、あなたの魅力が何倍にも伝わります💡
Q5:ブランクがあると不利になる?どう書けばいい?
A:正直に&前向きに書けばOKです◎
「家族の介護のために退職」「出産・育児のために一時離職」など、事情を簡潔に伝えたうえで、復職への意欲をしっかり伝えることが大切です。
例:「出産・育児のため一時離職しましたが、保育環境が整ったため再就職を希望しています」
Q6:訪問看護やクリニック希望の場合、どんなことを書けばいい?
A:即戦力になるかどうかがポイントです。
訪問看護の場合は、「ひとりで判断する力」「コミュニケーション力」などが重視されます。
クリニックでは「診察介助」「採血」「マルチタスクに対応できる力」などを具体的に書くと◎
Q7:面接で職務経歴書の内容に触れられなかったら…?
A:それでも、提出しておく価値はあります!
たとえ面接で触れられなくても、選考前の印象形成や比較材料として使われていることが多いんです。
「あらかじめ読んでくれていたから、あえて聞かれなかった」というケースもありますよ😊
Q8:手書きじゃないとダメ?パソコンでOK?
A:パソコン作成が一般的です◎
特に職務経歴書は、「見やすさ」「修正しやすさ」からパソコン作成が推奨されています。
WordやGoogleドキュメントで作る方が多く、手書きである必要はありません。
フォントサイズやレイアウトに気を配ると、さらに好印象です🌸
9. まとめ|「出すべき?」に悩んだらこう考えてみて
職務経歴書って、「書くのが面倒…」「絶対必要ってわけじゃないなら省きたい…」と思ってしまいがちですよね。
でも実際には、ちょっと手間をかけることで、自分の想いや経験をぐっと伝えやすくなるアイテムなんです🕊
✅ 職務経歴書はこんなときにおすすめ!
これまでの経験をしっかり伝えたい
面接で話すのがちょっと苦手…
違う分野にチャレンジしたい
書類選考で落ちる理由がわからない
「出さなくていい」より「出して損はない」
提出が必須でない求人でも、しっかりした印象を与えたり、他の応募者と差をつけたりするチャンスになります。
それに、自分の経歴を整理することで、
「自分ってこんな経験してたんだな」「ここが強みだな」って気づけることもたくさんあるんです✨
迷ったら、“未来の自分”のために書いてみよう
職務経歴書は、採用されるためだけの書類じゃありません。
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