【例文付き】看護師の転職面接「何か質問ありますか?」に困らない逆質問集
「面接の最後に“なにかご質問はありますか?”って聞かれるけど、正直…何を聞いたらいいかわからないんです💦」
——そんな声、すごくよく聞きます。
転職活動って、履歴書の準備や面接対策だけでも大変なのに、さらに“逆質問”まで用意しなきゃいけないなんて…ちょっとハードル高いですよね。でも、逆質問はうまく活用すれば“自分らしい転職”を叶えるチャンスにもなるんです。
とはいえ、
「変なこと聞いてマイナス印象になったらどうしよう…」
「そもそも逆質問って絶対必要なの?」
そんな不安を抱えたまま面接に臨む方も少なくありません。
この記事では、
✔ なぜ逆質問があるのか
✔ 看護師としてどんな質問が好印象か
✔ 職場のリアルを引き出すコツ
などを具体的にお伝えしていきます🌼
例文もたくさんあるので、「これ使える!」と思えるものを面接に持っていってくださいね!
「聞いてよかった!」と思える逆質問、一緒に準備していきましょう♪
逆質問とは?聞かれる理由と“答え方”の違い
面接の終盤でよく聞かれる「何か質問はありますか?」という言葉。
これがいわゆる“逆質問”です。
逆質問って、じつはただの雑談ではありません。
面接官はこのタイミングで、こんなことを見ています:
この人はうちの職場にどれくらい関心を持っているのかな?
働くイメージをちゃんと持ってくれているかな?
入職後のミスマッチを防げそうかな?
つまり逆質問は、「自分の疑問を解消するための時間」であると同時に、「面接官に“好印象”を残せる最後のチャンス」でもあるんです💡
🌟「質問」と「答え」の違いを逆手にとろう!
面接中の多くは“聞かれたことに答える”時間。
でも逆質問の時間は、自分から“話しかける”側に立てる数少ない瞬間です。
たとえば、
「入職後に担当する業務の流れについて教えていただけますか?」
「新人看護師さんが不安になりがちなポイントって、どうサポートされていますか?」
こんな質問ができると、相手にとっても「この人なら大切に育てていけそうだな」と感じてもらいやすいんです🌿
逆質問の目的はこの3つ!
ただ「何か聞かなきゃ…」と焦って質問するのではもったいない!
逆質問には、ちゃんと“意味”と“戦略”があります✨
ここでは、看護師さんが逆質問を通じて叶えたい目的を3つに分けてご紹介します。
① 志望度をアピールする
「この職場に興味があります」という気持ちを、言葉で伝えるチャンス。
たとえば…
「教育体制について詳しく知りたいです」
→「学びながら長く働きたい」と思っている気持ちが伝わります♪
質問は“関心のサイン”。だからこそ、何も聞かないと「他にも候補があるのかな?」と思われてしまうことも。
② 働き方のミスマッチを防ぐ
求人票だけでは見えにくいリアルを聞き出すためにも、逆質問はとても有効です。
「1日のスケジュールの流れを教えてください」
「夜勤時の看護体制はどのようになっていますか?」
こうした質問で、自分の希望や生活スタイルと合っているかを見極めることができます🌼
③ 「一緒に働くイメージ」を持ってもらう
逆質問で現場のことを具体的に聞ける人は、面接官からすると「入職後のイメージがちゃんとある人」に映ります。
「チーム内で大切にしている価値観はありますか?」
「この職場で長く活躍されている方に共通することは?」
面接官も人間です。
「この人、うちにフィットしそう!」と思ってもらえる質問ができると、評価アップにもつながりますよ🫶
看護師向け:おすすめ逆質問10選(例文付き)
ここでは、実際に面接で使える「逆質問」の例文を目的別にご紹介します✨
どれも“やる気”や“職場理解”につながる内容なので、ぜひあなたの状況に合わせて使ってみてくださいね。
①研修・教育体制について
まず定番なのは、研修や教育体制についての質問。
たとえば、こんなふうに聞いてみると自然です。
「入職後の研修や教育体制について、具体的にどのような流れになっているのか教えていただけますか?」
この質問は、「しっかり学びながら働きたい」という前向きな姿勢を伝えるのにぴったり。プリセプター制度やOJTの有無など、不安な部分を解消するきっかけにもなります。
②職場の雰囲気や人間関係について
次におすすめなのが、職場の雰囲気や人間関係をたずねる質問。
「看護師さん同士のコミュニケーションや、職場の雰囲気についてもう少し詳しく教えていただけますか?」
ストレートに「人間関係いいですか?」とは聞きづらいですが、この聞き方ならやわらかく確認できます。
自分に合うチームかどうか、安心して働けそうか、想像するヒントになりますよ♪
③業務について
業務の具体的なイメージを持ちたい方には、1日の流れを聞く質問が◎。
「日々の業務の流れや、一日のスケジュール感などについて具体的に教えていただけますか?」
実際にどのくらい忙しいのか、どんな役割分担がされているのかを知ることで、ミスマッチを防ぐことができます。
④職場の価値観について
病院の雰囲気や価値観を深く知りたいときは、こんな聞き方も。
「貴院で長くご活躍されている看護師さんには、どのような共通点があるのか教えていただけますか?」
この質問からは、「この職場でうまくやっていくにはどんな姿勢が必要か」が見えてきます。
評価されやすい働き方を事前に知ることで、自分のアピールにもつながります✨
⑤成長意欲を伝える
また、成長意欲を見せたいならこんなふうに聞いてみるのもおすすめです。
「今後さらに必要とされるスキルや、院内で今注目されている学びの分野などがあれば教えていただきたいです」
「ここで成長したい」という意欲が自然に伝わり、向上心のある人として好印象を持たれやすくなります♪
⑥夜勤体制について聞く
夜勤体制が気になるときも、聞き方にひと工夫を。
「夜勤の際の看護体制や人数構成について、また困ったときのサポート体制などがあれば教えていただけますか?」
「夜勤って大変ですか?」ではなく、“体制”を切り口にすることで安心して聞けますし、働くときの不安も減ります。
⑦給料、待遇について遠回しに聞く
中長期で働くことを前提にしているなら、評価制度やキャリアステップについても触れてみてください。
「キャリアアップや昇給に関する評価制度は、どのように運用されているのか伺ってもよろしいでしょうか?」
給料のことを直接聞きにくい場合でも、このようにやわらかく尋ねれば、誠実な印象で聞き出せます◎
⑧将来性について聞く
病院の“これから”を知りたい方には、こんな質問も。
「今後の診療体制や運営方針などで、何か変化のご予定があるようでしたらお聞かせいただけますか?」
先を見据えて質問することで、「この職場に関心があります」「長く働きたいと思っています」という姿勢を感じてもらえます。
⑨配属や勤務先について
複数の診療科や施設がある病院では、配属に関する質問もおすすめ。
「配属部署や勤務先はどのように決定されるのか、希望を伝えることは可能でしょうか?」
適性や希望をどのように考慮してもらえるのか、事前に知っておくことで安心できますね。
⑩やる気をアピールする
最後に、面接の締めとしても好印象なのがこちら。
「本日お話を伺って、貴院で働くイメージがより具体的に持てました。もし差し支えなければ、入職後のスケジュール感や流れを教えていただけますか?」
「特にありません」では終わらせたくないけど、もう質問が思いつかない…そんなときにもおすすめの万能フレーズです🌸
逆にこれはNGかも!?よくある失敗質問
逆質問は、うまくいけば好印象。でも“聞き方”や“タイミング”を間違えると、
思ってもいなかったマイナス評価につながってしまうことも…😢
ここでは、看護師面接でやりがちなNG質問と、その理由、言い換え例をまとめてご紹介します!
「残業って多いですか?」
🔻なぜNG?
→ 「残業をしたくない=柔軟に働けなそう」と受け取られる可能性があります。
採用担当者は“協力体制”を重視している場合も多いので要注意。
🟡おすすめの言い換え:
「終業後の記録や申し送りなどは、どのような流れになっていますか?」
→ 具体的に「業務の一環としての残業」にフォーカスすることで、自然に聞きやすくなります◎
「有給休暇は取りやすいですか?」
🔻なぜNG?
→ 「休むことが前提の人」に見えてしまう恐れがあります。
休暇を重視すること自体は悪くありませんが、聞き方がカギ!
🟡おすすめの言い換え:
「お休みの希望は、どのように相談・調整されていますか?」
→ “チーム内での配慮”というニュアンスが加わり、印象がやわらぎます。
「お給料はどのくらいからスタートですか?」
🔻なぜNG?
→ 条件だけを重視しているように映りやすい質問。
“お金の話=ガツガツしてる”と誤解されてしまう可能性も。
🟡おすすめの言い換え:
「入社後の生活リズムを具体的にイメージする為に、差し支えなければ条件面について教えていただくことは可能ですか?」
「御院では、経験やスキルに応じてどのように給与が決まるのか、可能な範囲で教えていただけますか?」
→ あくまで“確認”のスタンスを保つとスマートです。
「希望の診療科に配属してもらえますか?」
🔻なぜNG?
→ 「希望以外は無理なんですか?」と捉えられることも。
“選り好みしている人”という印象を与えてしまうことがあります。
🟡おすすめの言い換え:
配属先はどのように決定されますか?希望をお伝えするタイミングがあれば教えていただきたいです」
→ 柔軟に相談する姿勢が見えると、ぐっと印象UP!
「人間関係って悪くないですか?」
🔻なぜNG?
→ ストレートすぎて、相手が返答に困ってしまう質問。
職場の雰囲気は誰しも気になりますが、聞き方に注意が必要です!
🟡おすすめの言い換え:
「スタッフ同士の連携や、チームの雰囲気についてお聞かせいただけますか?」
→ ネガティブ印象を回避しつつ、ちゃんと知りたいことを聞けます◎
「この病院、離職率って高いですか?」
🔻なぜNG?
→ 職場のマイナス面ばかり探している印象を与える可能性があります。
🟡おすすめの言い換え:
「長く働かれている方が多い印象ですが、そういった方に共通する特徴などあれば教えていただきたいです」
→ 前向きな雰囲気のまま、“定着率”をそれとなく探れます!
「ホームページ見たけど、情報少なくないですか?」
🔻なぜNG?
→ 攻撃的・上から目線に感じられてしまうことも…。
情報の乏しさにモヤモヤしても、聞き方には気をつけましょう。
🟡おすすめの言い換え:
「ホームページを拝見して、〇〇の部分が気になったのですが、もう少し詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか?」
→ あくまで“知りたい姿勢”を丁寧に伝えることが大切です🌿
✅ NGじゃないけど、“準備不足に見える質問”にも注意!
たとえば…
「ホームページに載ってること」をそのまま聞く
「求人票に書いてある内容」を確認しすぎる
→ 面接前に調べていない印象になってしまうことがあるので、
事前チェックは忘れずに!
逆質問が浮かばないときの“逃げ方”もある!
「逆質問って大事なのはわかるけど、どうしても何も思いつかない…!」
そんなときも、焦らなくて大丈夫です🌿
逆質問は、“必ず何かを聞かなきゃダメ”というわけではありません。
でも、何かしら一言を添えるだけで、きちんと準備してきた感や志望度が伝わりますよ♪
🕊こんな時に使える“逃げ方”フレーズ集
「先ほどのお話を聞いて…」型
「お話の中で出てきた〇〇について、もう少し詳しく伺ってもよろしいですか?」
→ 面接中に気になったことを深掘りするスタイル。無理なく自然!
「志望度アピール」型
「本日お話を伺って、より一層こちらで働きたい気持ちが強まりました」
→ あえて質問はせず、気持ちを伝える一言も逆質問の代わりに◎
「確認とお礼」型
「入職までの流れについて、改めて教えていただけますか?」
「本日はお忙しい中ありがとうございました。貴重なお話が聞けて勉強になりました」
→ 丁寧さや誠実さを感じさせる“しめ”のフレーズ✨
「うまく質問しなきゃ!」と気負わなくても大丈夫。
無理にひねり出すよりも、誠実な気持ちが伝わる言葉を選ぶことが大切です💐
番外編:逆質問で「特にありません」はNG?実はもったいない理由
面接の終盤、よくある「何かご質問はありますか?」という問いかけ。
このとき、つい口から出てしまうのが…
「……特にありません。」
わかります。
緊張しているとき、もう全部話し終わったような気分になっているとき、
「え、今さら何を聞けば?」とパニックになるとき。
でも実はこれ、すっごくもったいない返答なんです💦
「特にありません」で損してしまう3つの理由
❶ 興味がないように見える
採用担当者は「うちの職場について、もっと知りたいことあるかな?」という気持ちで逆質問を促しています。
そこで「特にない」と返されると…
「あれ、志望度そんなに高くないのかな?」
「他の面接でも同じこと言ってるのかな?」
と誤解されてしまう可能性があります。
❷ 話すチャンスを1回損している
逆質問は、面接で“あなたが主導権を持てる数少ないタイミング”。
自分の価値観や考え方を自然にアピールできる、貴重な“会話のチャンス”でもあるんです。
ここで何も話さないのは、
言わば「最後のひと押しチャンス」を自分でスルーしてしまっているようなもの…!
❸「準備不足」に見られるリスクも
事前に調べていたり、面接中に気づいたことがあれば、自然と聞きたいことは出てくるはず。
だからこそ、「何もない=準備してなかった?」と受け取られる場合も💧
「特にありません」じゃなくてOKな一言を
もし、本当に何も思いつかないときは、それでも大丈夫です。
下のようなフレーズなら、印象を下げることなく自然に終われますよ♪
例①:志望度を伝える
「本日お話を伺って、働くイメージがぐっと具体的になりました。今のところ、疑問点などは特にありません」
例②:確認・お礼型
「とても丁寧にご説明いただきありがとうございました。現在のところ気になる点はありませんが、入職後の流れについて改めて教えていただけますか?」
例③:ちょっと深掘り型
「先ほどのお話の中で出てきた〇〇について、もう少し詳しく伺ってもよろしいでしょうか?」
逆質問は、“面接官とあなたの間に架け橋をかける時間”。
無理に質問をひねり出さなくてもいいけれど、「ちゃんと向き合っていますよ」という姿勢だけは、やさしく伝えておきたいですね☺️
よくあるQ&A
Q1. 逆質問って何個くらい用意しておけばいいの?
A. 2~3個あれば安心です◎
本番では1つ聞ければ十分なことも多いですが、面接の流れや他の質問との兼ね合いで聞けなくなることも。
“聞かれても困らない予備”として、最低2〜3個は用意しておくのがおすすめです✨
Q2. 逆質問しないと落ちる?
A. 逆質問だけで不合格にはなりませんが、印象には影響します。
「特にありません」で終わると、「この人、本当にうちに興味あるのかな…?」と思われる可能性も。
ちょっとした一言でもいいのでなにかしら返せると安心です。
Q3. 逆質問のメモを見ても大丈夫?
A. 問題ありません◎ むしろ好印象なことも!
「しっかり準備してきたんだな」と思ってもらえるので、堂々とメモを見ながら質問して大丈夫です。
ただ、その場の会話をちゃんと聞いていなかったように見えるのはNGなので、タイミングには注意しましょう!
Q4. 面接の途中で答えが出ちゃったらどうする?
A. 「先ほどのお話と重なるのですが…」と一言添えてOK!
用意していた質問が面接の中で既に説明されることもありますよね。
そんなときは素直に「理解できて安心しました」と伝えたり、別の角度から質問しても◎
Q5. 難しいこと聞きすぎたら失礼?
A. 言い方や聞き方を丁寧にすれば大丈夫です◎
「~について気になっておりまして…」や「もし差し支えなければ教えていただけますか?」など、
クッション言葉を使えば、柔らかい印象で聞けますよ🌸
逆質問は、ちょっとした言い回しや工夫で“あなたらしさ”が伝わる場面。
ぜひ気になることは遠慮せず、前向きな気持ちで聞いてみてくださいね😊
まとめ:逆質問で“自分らしい転職”を叶えよう
逆質問って、最初は「何を聞けば正解なの!?」と不安になりますよね。
でも、ほんの少し視点を変えるだけで、それはただの“質問”ではなく、
**「私らしく働ける場所かどうかを見極めるための大事な時間」**になります。
働く環境や人間関係にフィットするか
教育体制やサポートが合っているか
長く続けていける職場かどうか
そんな“これから”を見つめるチャンスが、逆質問にはつまっています🌿
あなたが「ここで働きたいな」と思える場所に出会えるように。
そして、その気持ちが面接官にもちゃんと伝わるように。
逆質問を通して、自分の想いを少しずつカタチにしていけますように🕊️
看護師の転職ならナースハーバー
「逆質問って難しそう…」
「私に合う職場、どうやって見つけたらいいんだろう?」
そんなふうに感じているあなたへ。
ナースハーバーでは、あなたの声をじっくり聞くことから始めます。
✔ 忙しさや人間関係が心配
✔ 面接に自信がない
✔ 条件よりも「働きやすさ」を大事にしたい
どんな気持ちも遠慮なく話してもらえるように、
看護師専門のキャリアアドバイザーが、無理に勧めない・押しつけないスタイルで寄り添います。
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