【何を書けばいいの】ここでしか読めない!看護師の自己PR例文集&書き方ワーク

第1章|自己PRって何を書くの?

履歴書の中でも、いちばん手が止まりがちなのが「自己PR」欄ではないでしょうか?


資格でもなく、志望動機でもない。「自由に書いてください」と言われても…
何を書けばいいの?って戸惑いますよね。

しかも、いざネットで検索してみても
「熱意を伝えましょう」
「強みを書きましょう」
と書いてあるだけで、
「どうすれば私らしい言葉になるのか」がわかりづらいもの。

でも安心してください。
自己PRは、“すごいことを書く場所”ではなく、“あなたらしさ”をていねいに伝える場所なんです🕊️

 

💡 自己PRと志望動機のちがいって?

まずよくある混乱ポイントを整理しましょう。

志望動機と自己PR、どちらも似たようなことを書きそうになりますが、実は「目的」が違います👇

志望動機

  • なぜその職場を選んだのか
  • 応募先への思いや共感を伝える
  • 「この職場で働きたい理由」

自己PR

  • 自分の強みをどう活かすか
  • 自分のスキルや人柄を伝える
  • 「こんな私が貢献できます」

志望動機は「この職場に入りたい理由」、
自己PRは「その職場でどう活躍できるか」。

つまり、志望動機が“相手への想い”なら、自己PRは“自分の魅力”。
この2つがしっかり分かれていれば、読み手にとってもとてもわかりやすい履歴書になります◎


🩷 自己PRに書ける“看護師ならでは”の強みって?

「自己PRに書くような“すごいこと”、私にはないかも…」
そう思っている方も多いのですが、実はそんなことないんです。

看護師という仕事は、日々の業務の中で自然とたくさんの強みが育っている職業です。
たとえば…

  • 患者さんの小さな変化に気づく“観察力”

  • 瞬時に判断して行動する“対応力・判断力”

  • 医師や他職種とのやり取りに欠かせない“コミュニケーション力”

  • 忙しくても丁寧にケアを続ける“継続力・忍耐力”

  • チーム全体を見て動ける“協調性・調整力”

あなたが「当たり前」にやっていることこそ、
他の仕事ではなかなか得られない“誇れるスキル”なんです🪴

 

☝️“盛らない自己PR”がいちばん伝わる

「責任感を持って日々努力しています」
「患者様に寄り添う看護を心がけています」

こういった文はよく見かけますが、読み手にとっては“誰が書いても同じ”に見えてしまうことがあります。

それよりも、あなた自身の体験や気づきを言葉にしてみましょう。

たとえば…

はじめは声かけが苦手でしたが、ある日「あなたに話せて安心した」と言っていただけた経験が自信になり、
それ以降、患者さんの表情をよく見るようになりました。

このように、自分の言葉で、自分の変化を語ることが、いちばん伝わる自己PRになります。


🌸 自己PRは“あなたの働き方の物語”

最終的に、読み手が知りたいのは「この人、どんなふうに働く人なんだろう?」ということ。

それは、資格欄や学歴欄ではわかりません。
でも、自己PRにはにじみ出るんです。“あなたの人柄”が。

ちょっとした工夫や、大切にしていること、
現場で言われたひと言に、心が動いた瞬間。

そういった“あなたの働き方の物語”を、やさしく言葉にしてみてくださいね。

 

第2章|看護師の自己PRはこの構成で書こう

「自己PR、何から書き出せばいいの?」
「長くなりすぎたり、うまくまとまらない…」

そんな声をよく聞きます。
でも大丈夫!自己PRは“3つのパーツ”で考えればスッと書けるようになります🧩

 

🪄 看護師の自己PR、基本の3ステップ

  1. 自分の強み・得意なことを書く

  2. それが現場でどう役立っているかを書く

  3. これからどう活かしていきたいかを書く

この3つが入っていれば、短くてもちゃんと伝わるPRになります◎
たとえばこんなイメージ👇

 

🌼NG例(ありがちだけど、伝わらない)

私は常に患者様に寄り添う看護を大切にしています。
どんなときも丁寧な対応を心がけています。

→ ふんわりしていて、あなたらしさが見えません…💦


💡OK例(シンプルだけど、伝わる!)

「話を聞いてもらえて安心した」と言っていただけた経験から、
丁寧な声かけや表情を意識するようになりました。
今後も、不安を感じている方に寄り添える看護を続けていきたいです。

→ 経験からくる“あなたらしさ”がしっかり伝わります◎

 

✍️ 書き方のポイントは「エピソード+気持ち」

自己PRは、「経験」と「気持ち」のセットで書くと読みやすくなります。
たとえば、

  • 「○○で○○を経験した」→ だから○○を大切にしている

  • 「○○と言われた」→ それが自信になった・意識するようになった

  • 「○○を任された」→ 自分の強みを活かせた、やりがいにつながった

などなど、“経験 → 気づき・意識”の流れを意識すると自然な文章になりますよ🌱


📏 文字数の目安は100〜200文字前後

履歴書の自己PR欄は、小さめのスペースになっていることが多いですよね。
だからこそ、簡潔にまとまっていて読みやすいことが大切!

  • 短すぎても印象に残らない(50文字以下はNG)

  • 長すぎると読む側が大変(300文字超えは要調整)

まずは150文字前後を目安に、慣れてきたら120〜180文字の間で調整していきましょう📄


✅ 自己PRのOK例チェックリスト

書き終わったあとに見直してほしいポイントをまとめました👇

  • 「わたしらしさ」が出ているか?

  • 具体的な経験やエピソードが入っているか?

  • 前向きな言葉で締めくくっているか?

  • 長すぎず、読みやすいか?

 

次の章では、
実際にたっぷり読める**自己PR例文集(全35選!)**をご紹介していきます🎉

 

3章|ぜんぶ読める!自己PR例文 たっぷり30選+α

【3-1】経験ジャンル別:現場で活かせるスキル系 自己PR

看護師としての「経験」は、やっぱり自己PRのベースになるもの。
このセクションでは、働いてきた分野別に「実際にどうアピールできるか?」という例文を紹介していきます。

「経験が活かせる職場に転職したい」
「前の職場とは全然違う分野に挑戦したい」
そんなときにも、自己PRを通して「どんな価値を持っているのか」を言葉にすることが大切です◎

 

🔶 急性期病棟での経験を活かす自己PR

💡例文①:観察力と報告力を軸に

急性期病棟にて3年間勤務し、患者様の微細な変化にいち早く気づける観察力と、正確な報告・記録を心がけてきました。
医師や他職種と連携しながら、安全なケアのためのチームづくりにも力を入れています。
今後も、目の前の変化を見逃さない姿勢を大切に、丁寧な看護を実践していきたいと考えています。

✅ 急性期・二交代・三交代の経験がある方におすすめ
🧠 「気づき→報告→連携」の一連の流れを意識すると説得力UP


💡例文②:緊急対応に慣れていることをアピール

急変対応や緊急入院など、急性期ならではのスピード感のある場面にも柔軟に対応してきました。
優先順位を瞬時に判断し、焦らず落ち着いて動ける点が強みです。
チームで冷静に連携できるよう、声かけや情報共有も意識しています。

✅ 「落ち着き」「判断力」をアピールしたい方に◎
💬 面接でも聞かれやすい“対応場面の具体例”につながります

 

💡例文③:新人サポート経験を軸に

急性期での勤務を通して、新人看護師や実習生の指導に関わる機会が増えました。
多忙な中でも相手の表情や反応を見て、理解に合わせた説明をするよう心がけています。
指導を通じて、自分の看護を見つめ直す機会にもなりました。今後もチームの一員として、支え合える関係を築いていきたいです。

✅ 中堅ナース・教育係を経験した方におすすめ
🧠 自分の経験を“人の育成”につなげられる力は重宝されます◎

 

🔶 外来・クリニックでの経験を活かす自己PR

💡例文④:接遇スキルを軸に

外来では、患者様の緊張を少しでも和らげられるよう、第一声や表情に気を配るよう心がけてきました。
限られた時間の中で安心感を持っていただけるような対応を意識し、結果的に「またここに来たい」と言っていただけたときはとてもやりがいを感じました。
今後も、患者様にとっての“最初の窓口”として信頼されるような看護師でありたいです。

✅ 接遇力・雰囲気づくりに自信のある方に◎
💬 受付・案内ポジションを兼ねる職場では好印象ポイントに!

 

💡例文⑤:業務の段取り力をアピール

外来業務では、検査や診察の流れを意識しながら、効率よく動けるよう常に先を読んで行動しています。
繁忙時間帯でも、患者様をお待たせしないよう医師や検査技師との連携を意識し、スタッフ間で声かけや調整を行っています。
忙しい中でも安全かつスムーズな診療が提供できるよう、これからも工夫を続けていきたいです。

✅ 多忙な外来・クリニック勤務経験がある方におすすめ
🧠 「段取り=患者ファーストな視点」として伝わる表現◎

 

💡例文⑥:幅広い患者層への対応力をPR

小児から高齢者まで、幅広い患者様と接する中で、相手に合わせたコミュニケーションの大切さを学びました。
症状の訴えがうまくできない方にも寄り添えるよう、言葉の選び方や接し方を工夫しています。
今後も、“安心して来られる場”づくりを意識しながら看護に携わっていきたいです。

✅ 小児科・高齢者診療など複数科での対応経験がある方に◎
💬 多様な年齢層に対応できることはクリニックでは特に評価されます!

 

🔶 訪問看護での経験を活かす自己PR

💡例文⑦:利用者ごとの個別対応力をアピール

訪問看護ステーションでの勤務を通じて、利用者様それぞれの生活背景やご希望に沿った個別性のあるケアを大切にしてきました。
医師・ケアマネ・ご家族とも連携を取りながら、“その人らしい暮らし”を支える看護を意識しています。
今後も、看護師としての専門性を持ちつつ、一人ひとりに寄り添う姿勢を忘れずに関わっていきたいです。

✅ 利用者のQOLを重視したい方、個別支援の実践がある方におすすめ
🧠 訪看では「自律性」+「生活者視点」が伝わると好印象です◎

 

💡例文⑧:ひとり対応でも慌てない判断力をアピール

訪問看護では、限られた時間・情報の中で一人で判断し行動する場面も多くあります。
私は、急変や予期せぬ対応が求められる場面でも、冷静に状況を整理し、必要な判断と報告を行うことを心がけています。
今後も、緊張感を持ちながらも落ち着いた対応を大切に、在宅医療を支える一員でありたいと考えています。

✅ 判断力・冷静さ・現場での自律性を伝えたい方にぴったり
💬 「一人で現場に出ることへの自信」を自然に表現できます

 

💡例文⑨:他職種との連携スキルを軸に

利用者様の支援は、訪問看護師だけでは完結せず、医師・ケアマネ・訪問介護・リハビリなど多職種との連携が欠かせません。
情報共有をこまめに行い、必要に応じて電話や報告書でタイムリーに連絡を取り合うようにしています。
今後も、“チームで支える在宅ケア”を意識しながら、信頼される連携役として関わっていきたいです。

✅ チーム連携や報告・調整役として活躍している方におすすめ
🧠 連携力は病院・クリニックへの転職でもアピールになります◎

🌿 訪問看護のPRで大切なのは「一人で判断できる力」と「一人じゃ完結させない力」の両立です。

生活環境やご家族もふくめた視点を盛り込めると、より深みのある自己PRになりますよ♪

 

🔶 介護施設・老健での経験を活かす自己PR

💡例文⑩:高齢者ケアでの継続的な関わりをアピール

介護老人保健施設にて勤務する中で、急性期とは違う「ゆっくりと長く関わる看護」の価値を実感しました。
認知症のある方や身体機能に制限のある方とじっくり向き合い、小さな変化にも気づけるよう日々観察を大切にしています。
今後も、ご本人らしさや生活背景に配慮しながら、穏やかで安心できるケアを提供していきたいです。

✅ 高齢者施設・療養型・慢性期病棟などの経験がある方におすすめ
🧠 継続的な関わりを通して得られる「気づく力・寄り添う力」が伝わります◎

 

💡例文⑪:多職種連携と“チームでのケア”を軸に

介護施設では、看護師だけでなく介護職・相談員・リハビリスタッフ・管理栄養士など、多職種との連携が日常的に求められます。
私はお互いの立場や役割を尊重しながら、情報共有や相談をこまめに行うよう心がけてきました。
今後も、チームの一員として気持ちよく協力し合える関係づくりを意識しながら、安心安全なケアに取り組んでいきたいと考えています。

✅ 介護・医療混在の現場で調整役を担っていた方にぴったり
💬 「専門職としての自律性」+「現場の協調性」が同時に伝わる構成

📝 介護施設では、「病院とは違う良さ」をしっかり言語化できると強い武器になります。

医療行為が少ないからこそ、人として関わる深さ生活の視点がアピールポイントになりますよ◎

 

🔶 救急外来・ICUでの経験を活かす自己PR

💡例文⑫:優先順位判断・冷静な行動をアピール

救急外来では、限られた時間と情報の中で状況を整理し、迅速に判断・行動することが求められます。
私は、何が今最優先かを常に考え、医師や他スタッフと連携しながら冷静に対応できる力を培ってきました。
今後も、一刻を争う現場でも落ち着いて動ける看護師として、安心と安全のあるケアを提供していきたいと考えています。

✅ 救外・ICUなど高い緊張感が求められる職場経験者におすすめ
🧠 「慌てない・判断できる」力を強みに変える表現です◎

 

💡例文⑬:重症患者との関わり・全身管理のスキルを軸に

ICUでは、重症患者様の全身管理や細かな観察が必要とされるため、記録やアセスメントを丁寧に行うことを意識してきました。
呼吸器や循環管理の知識・技術だけでなく、ご家族への説明や対応にも配慮し、安心していただけるよう心がけています。
今後も、専門性とやさしさの両立を大切に、命に向き合う現場で貢献していきたいです。

✅ ICU・HCU・術後管理など、集中ケア領域の経験をPRしたい方にぴったり
💬 ハードスキル+ソフトスキル(ご家族対応)の両面を盛り込むことで好印象に!

🔍 救急・ICUの自己PRでは、「大変さ」だけでなくその中で何を大切にしてきたかを書くことで、あなたらしさが伝わります。

「焦らない」「見逃さない」「支える」の3軸で振り返ると書きやすくなりますよ🩶

 

3-2|働き方・ライフスタイル別:あなたらしさが出る自己PR

「子育て中だから、立派な経験なんて…」
「ブランクがあるって不利じゃないかな…」
そんなふうに思っていませんか?

でも、どんな働き方にも、その人にしかない“強み”があります。
この章では、ライフスタイルや働き方に寄り添った自己PRの例文を通して、「わたしもこれ書けるかも!」と思ってもらえるようなヒントをお届けします💌

 

🔶 育児と両立しながら働くナースの自己PR

💡例文⑭:限られた時間で効率よく動ける強みをアピール

子育てと仕事を両立する中で、限られた時間の中でも効率よく業務をこなす力が自然と身につきました。
看護の質を落とさず、タイムマネジメントを意識して動くこと、チームの流れを読みながら柔軟に対応することを大切にしています。
今後も、周囲と協力しながら、メリハリのある働き方を続けていきたいと考えています。

✅ 育児中・時短勤務の看護師さんにぴったり
🧠 “限られた時間”をポジティブな表現に転換!


💡例文⑮:ママナースならではの共感力をアピール

子育てを通じて、患者様やご家族の立場により深く共感できるようになりました。
「話を聞いてもらえて安心した」と言っていただけることが多く、人との関係づくりの面でも看護に活かせていると感じています。
今後も、経験を通じて身につけた寄り添う力を大切に、信頼される看護師でありたいです。

✅ ご家族対応や接遇力をアピールしたいママナースさんにおすすめ
💬 「子育て=感情労働の強み」に変えるやさしいPR

 

🔶 ブランク復帰ナースの自己PR

💡例文⑯:ブランクを経てリスタートする誠実さを伝える

育児のために一度現場を離れましたが、再び看護の仕事に携わりたいという気持ちが強くなり、復職を決意しました。
現在は基礎知識の復習や研修に取り組み、以前よりも丁寧に患者様と向き合おうとする意識が高まりました。
今後も学ぶ姿勢を大切にし、素直に吸収していけるよう努力していきたいです。

✅ ブランクありの再就職を目指す方に◎
🧠 「不安」より「学ぶ姿勢」がキーワードです!


💡例文⑰:ブランク中の経験も“看護につながる力”として表現

子育てや地域活動を通じて、相手の話にじっくり耳を傾けたり、状況に合わせて対応する力が自然と身につきました。
現場から離れていた期間にも、日々の中でコミュニケーション力や調整力を育んできたと感じています。
これからはその経験を看護にも活かしていきたいと考えています。

✅ ブランク中の生活経験も自信を持って伝えたい方に◎
💬 家庭や地域での力=“人に関わる力”として活かせます!

🔶 夜勤あり・シフト勤務に対応してきた自己PR

💡例文⑱:体調管理や安定した働きぶりをアピール

これまで二交代・三交代制での勤務に継続して対応してきました。
不規則な勤務の中でも、体調管理をしっかり行い、集中力を維持しながら業務をこなせるよう心がけています。
安定して働けることも自分の強みだと感じており、今後もチームの一員として責任感を持って取り組んでいきたいです。

✅ 夜勤ありシフトに入れることを強みにしたい方に◎
🧠 「体力」ではなく「安定感」「責任感」として言い換えると好印象!

 

🔶 未経験分野へのチャレンジを前向きに伝える自己PR

💡例文⑲:柔軟な学びの姿勢をアピール

これまでは病棟勤務が中心でしたが、これからは在宅や地域医療にも関わっていきたいと考えています。
分からないことをそのままにせず、積極的に学び、必要があれば先輩に相談することを大切にしています。
未経験の分野でも、素直に吸収しながら丁寧に業務を覚えていけるよう努力してまいります。

✅ キャリアチェンジを目指す方におすすめ
💬 「知識不足」ではなく「学ぶ力」「柔軟性」でアピール!

 

🔶 時短・パート勤務の中でできることを最大化している自己PR

💡例文⑳:短時間勤務でも効率よく動ける力をアピール

限られた勤務時間の中で最大限に動けるよう、業務の優先順位を意識しながら動くようにしています。
記録や処置の時間配分、声かけのタイミングなど、効率と丁寧さの両立を意識するようになりました。
今後も、自分にできることをしっかり担いながら、チームの一員として貢献していきたいです。

✅ 短時間勤務の立場でも“戦力”として見られたい方に◎
🧠 「短い=劣る」ではなく「密度と工夫」で価値を伝えましょう


🔶 中堅ナースとしての立場を活かす自己PR

💡例文㉑:育成・調整・場づくりにおける貢献をアピール

5年目を迎える頃から、新人看護師のサポートやチーム内での調整役を任されることが増えました。
指導する中で、自分の看護観を見つめ直す機会も多く、伝え方や関係づくりを意識するようになりました。
今後も「安心して相談できる先輩」でありながら、現場を支える中堅ナースとして役割を果たしていきたいです。

✅ 4〜10年目くらいの“中堅層”の方にぴったり
💬 指導・場づくり・調整力などを自然に盛り込める万能型PR!

 

3-3|性格・人柄アピール型:ソフトスキルを伝える自己PR

「目立った経験がない…」と悩む方にこそ、
伝えてほしいのが“人柄の良さ”や“関わり方の丁寧さ”。

この章では、**「わたしってこんな人」**を前向きに言葉にした自己PR例文をお届けします。
現場でこそ生きる“やさしさ”を、文章にしてみませんか?🕊️

 

🔶 柔らかい雰囲気・話しかけやすさをアピール

💡例文㉒:場の空気を和らげる存在であることをPR

「話しかけやすい」「安心する」と言っていただけることが多く、職場でも患者様にとっても、空気をやわらげる存在でいられるよう心がけています。
急性期でピリつく場面や忙しいときこそ、落ち着いた対応でまわりに安心感を与えられるようにしたいと考えています。
今後も、看護のスキルだけでなく“その場の雰囲気を整える力”も大切にしていきたいです。

✅ 接遇力や“空気を読む力”が強みの方におすすめ
🧠 メンタルサポート・関係調整役としての価値が伝わります!

 

🔶 丁寧でミスが少ないことをアピール

💡例文㉓:正確性と責任感をPR

処置や記録の場面では、スピードよりも正確性を大切にしており、ミスや抜けのないよう必ずダブルチェックをする習慣があります。
忙しい中でも確認を怠らない姿勢が信頼につながっていると感じており、「任せて安心」と言っていただけることがやりがいです。
今後も、丁寧な対応を通じて、患者様にもスタッフにも安心してもらえる看護師でありたいと思っています。

✅ 几帳面さ・丁寧な仕事ぶりを伝えたい方に◎
💬 「早さ」より「確かさ」を武器にできる自己PRです!

 

🔶 コミュニケーション力をアピール

💡例文㉔:患者様との関係性を築く力をPR

「名前を覚えてくれてうれしい」と言っていただけた経験がきっかけで、患者様一人ひとりとの関係づくりをより意識するようになりました。
年齢や性格に合わせた接し方・声かけを大切にしながら、安心感を持っていただけるような関わりを心がけています。
今後も“信頼される存在”を目指して、言葉選びや表情にも気を配っていきたいです。

✅ 外来・クリニック・慢性期など“関係性が深まる職場”におすすめ
🧠 「距離の取り方がうまい人」は現場で重宝されます◎


🔶 前向きな学び・失敗からの成長をアピール

💡例文㉕:苦手を克服してきた経験をポジティブに表現

入職当初は報告・相談が苦手で、タイミングを逃してしまった経験があります。
そこから、「困ったらすぐ相談」を自分の中でルールにし、今では後輩にも“ためらわず声をかける”大切さを伝えるようになりました。
小さな失敗を次に活かしながら、チームの一員として安心してもらえるような行動を続けていきたいです。

✅ 誠実さや“素直さ”をアピールしたい方にぴったり
💬 弱みを強みに変えた“成長ストーリー”はとても効果的!


🔶 チームワーク・支え合いを大切にしていることをアピール

💡例文㉖:さりげないフォローを強みに

忙しいときに自然と声をかけたり、業務の分担を提案するなど、まわりと協力しながら動くことを意識しています。
看護師同士はもちろん、介護職や事務スタッフとの連携でも「話しやすい」と言っていただけることが多く、円滑なチームづくりに貢献できていればうれしいです。
今後も、看護の技術だけでなく“人間関係づくり”も大切にしながら働いていきたいです。

✅ チームワーク・調整力・雰囲気づくりをアピールしたい方に◎
🧠 「自分だけじゃなく、まわりを見る力」が伝わる内容です!

 

3-4|資格・スキル系:専門性を活かす自己PR

履歴書に書く「資格名」だけでは、あなたの魅力は伝わりきりません。
でも、その資格を「どう活かして、どう貢献してきたか」まで言葉にできれば、それは立派な自己PRになります◎

この章では、看護師さんが持っていることの多い資格・スキルを軸にした、具体的なPR例文をご紹介します🧠

 

🔶 認定看護師・専門看護師の資格を活かす自己PR

💡例文㉗:皮膚・排泄ケア認定看護師としての貢献をPR

皮膚・排泄ケア認定看護師として、褥瘡ケアやストーマ管理、排泄トラブルのアセスメントなどを担当してきました。
現場では、患者様のQOL向上だけでなく、スタッフへの指導や褥瘡予防のチーム運営にも関わっています。
今後も、現場とつながる“動ける専門職”として、チーム全体のレベルアップに貢献していきたいと考えています。

✅ 認定・専門資格を「個人の技術」→「組織貢献」に言語化したい方に◎
🧠 資格名を“目的”ではなく“手段”として見せると好印象!


🔶 医療事務スキル・電子カルテ操作を活かす自己PR

💡例文㉘:PCスキル+現場理解を強みに

医療事務としての勤務経験があり、レセプトや電子カルテ操作に抵抗がなく、現場でもタイピングや記録が早い方だと思います。
記録業務の効率化やスタッフへの操作説明なども自然と任されることが多く、現場の「小さな困りごと」を解消する役割も担ってきました。
今後も、看護と事務の両面からチームをサポートしていきたいと考えています。

✅ 医療事務→看護師、またはPC系が得意な方にぴったり
💬「事務経験=非医療」ではなく、“現場を助ける力”として伝えると◎


🔶 語学力(英語・中国語など)を活かす自己PR

💡例文㉙:簡単な英会話ができる強みをPR

海外留学の経験があり、簡単な英会話であれば対応可能です。
観光客や外国人労働者の患者様が増えている中で、緊張している方にもやさしく話しかけられることが強みだと感じています。
通訳ではなくても、「顔を見て伝えようとする姿勢」が安心感につながることを実感しています。

✅ 英語・中国語など会話力を少しでも活かせる方におすすめ
🧠 「流暢でなくても“安心を与える”スキル」として表現できるのがコツ!


🔶 呼吸療法認定士・糖尿病療養指導士などの専門資格を活かす自己PR

💡例文㉚:糖尿病指導を通じた多職種連携をPR

糖尿病療養指導士として、患者様への日常生活指導や、管理栄養士との連携による食事指導などに取り組んできました。
血糖管理だけでなく、継続できる支援のあり方を模索しながら、患者様ご本人の生活スタイルに合わせた提案を心がけています。
今後も、専門性を活かしながらも“患者様に伝わる言葉”で関わっていきたいと考えています。

✅ 専門資格+人に伝える力がある方にぴったり!
💬 「知識」だけでなく「支援の伝え方」にも注目したPRです◎

🎓 資格がある=強い、ではなく、
その資格を「どんな現場で」「どう役立ててきたか」を語れる人が強いです!

 

3-5|勤務期間が短い/転職回数が多い人向け:不安を強みに変える自己PR

「この職場、1年もたなかった…」
「もう3回目の転職だし、印象悪いかも…」

そんなふうに思ってしまう方もいるかもしれません。
でも、伝え方次第で“印象”は大きく変わります。
この章では、ネガティブに見えがちな経歴を、前向きな言葉に変える自己PRの例文をご紹介します◎

 

🔶 勤務期間が短くても、学びの姿勢でカバー

💡例文㉛:短期間で得た学び・姿勢をアピール

勤務期間は半年ほどと短かったのですが、その中でも一つひとつの業務に丁寧に取り組み、分からないことは積極的に学ぶ姿勢を大切にしてきました。
在職中には○○の研修にも参加し、自分なりに知識を深めようと努めていました。
今後はより長く働ける環境で、自分の力を落ち着いて育てていきたいと考えています。

✅ 在職期間が1年未満だった方におすすめ
🧠 「短かった=浅い」ではなく「短くても濃い」に変える表現!


🔶 転職回数が多いときは“多様な経験”として表現

💡例文㉜:複数の職場で得た対応力をPR

これまで複数の職場で経験を積んできたことにより、さまざまな医療体制や職種の関わり方を学ぶことができました。
環境が変わっても、早めに業務を覚える工夫や、人間関係の築き方には自信があります。
今後はこれまでの経験を活かしながら、長く腰を据えて働いていきたいと考えています。

✅ 転職歴が多い方、業務適応力をPRしたい方に◎
💬 「なぜ続かなかったか」より「その中で得た力」を言語化!

🔶 前職を早期退職した理由が“人間関係・働き方”の場合

💡例文㉝:職場選びの基準が明確になったことを伝える

前職では、自分にとって大切にしたい働き方や人間関係のあり方を改めて見つめ直す機会になりました。
勤務期間は短かったのですが、今後はチームで協力しながら働ける環境で、自分の看護を丁寧に実践していきたいという思いがより明確になりました。
今回の転職では、長く安定して働けることを目指しています。

✅ 前向きに職場選びをやり直したい方におすすめ
🧠 「逃げた」ではなく「学んだ」「選び直した」と伝えるのがポイント!

 

💬 「短い」「多い」「続かない」という事実があっても、
それを「自分なりに考えた」「丁寧に言葉にできる」人は、必ず信頼されます。

 

3-6|ちょっと変わった自己PR例文:あなたの個性が伝わるエピソード型PR

「まじめに書かなきゃ」と思えば思うほど、
言葉が固くなったり、他の人と似たような内容になってしまいがち。

でも実は、あなたのちょっとした日常や性格の中にこそ、
「この人らしさ」がぎゅっと詰まっていたりするんです◎

この章では、ちょっぴりユニークだけど、しっかり“使える”自己PR例文をご紹介します♪

 

🔶 趣味と看護の共通点から伝えるPR

💡例文㉞:家庭菜園を通じた観察力をアピール

趣味で小さな家庭菜園をしており、毎朝水やりをしながら植物の変化に気づく習慣がついています。
看護でも同じように、患者様のちょっとした表情や皮膚の色の変化を「なんとなく変だな」と感じ取る観察力を大切にしています。
今後も、五感を使って変化をキャッチする看護師でありたいと思っています。

✅ 観察力や“感覚の鋭さ”をナチュラルにアピールしたい方に◎
🧠 まさかの家庭菜園→看護への接続で、人間らしさが伝わる!

 

🔶 前職からの転職ストーリーを活かすPR

💡例文㉟:接客業からの転職で活きたことをPR

以前は飲食業で接客をしており、常に相手の立場に立つことを大切にしてきました。
看護の現場でも、お声かけや対応のトーン、表情ひとつで患者様の安心感が変わると感じています。
経験の違いを強みに変え、今後も「人と関わる仕事」として看護を深めていきたいです。

✅ 社会人経験や異業種からの転職者にぴったり
💬 「異色の経歴」を“人と関わる力”に言い換える好例!

 

🔶 個性や性格そのままを味方につけたPR

💡例文㊱:「天然」と言われる自分を強みに

職場ではよく「天然だね」と言われるのですが、それがかえって患者様との距離を縮めるきっかけになることも多いです。
緊張していた方がクスッと笑ってくださったり、名前を覚えていただけたり。
うまく伝えようと頑張りすぎず、「この人なら話せる」と思ってもらえる存在を目指しています。

✅ ユーモアや親しみやすさを自覚している方に◎
🧠 自己評価に“ゆるさ+温かさ”があると好印象につながります!


🔶 看護観よりも“あなたの生き方”が伝わるPR

💡例文㊲:毎日を整える力=継続できる人としての強み

朝は5時に起きて、白湯を飲んで一日を始めるのが日課です。
看護の現場では突発的なことも多いですが、どんな日でも“整えて動ける自分”でいることを大切にしています。
今後も、自分の軸を持ちつつ、チームと協調しながら落ち着いた対応ができる看護師を目指していきたいです。

✅ 落ち着き・安定感・習慣化が得意な方にぴったり
💬 「生活習慣=人としての安定感」にうまく接続!


🔶 キャラを活かして“場づくり”をアピール

💡例文㊳:ムードメーカー的立場を自然にPR

緊張感のある現場でも、「あの人がいるとちょっと和むね」と言われることがあり、場づくりの力も自分の役割だと思うようになりました。
楽しく!というよりは、ピリつきすぎないような空気感や、声のトーンで場を調整する意識です。
今後も、まわりの空気を読みながら働ける看護師でありたいと思っています。

✅ 雰囲気づくり・対人関係にやわらかさがある方におすすめ
🧠 「和ませる力」=“職場の安全・安心”につながる武器!

🌸 自己PRは「すごい自分」を見せるためじゃなくて、
「あなたらしい人柄」が伝わればそれで十分。
書類で“ちょっと話してみたいな”と思わせられたら、それが100点です◎

 

🌷あなたの“自己PR”、見つかりましたか?

自己PRって、つい「すごい経験を書かなきゃ」って思ってしまいがちだけど、
本当に伝えたいのは、「どんなふうに働いてきたか」「どんな気持ちで看護してきたか」なんですよね。

このページにある例文の中に、
「これ、ちょっと自分と似てるかも」
「こういう言い方ならできそう」
そんなふうに思えるものがあれば、もう十分です◎

あなたがこれまで積み重ねてきたことは、
“ちゃんと言葉にすれば伝わる”し、
“言葉にした瞬間に強みに変わる”から大丈夫。

 

💡 最後にちょこっとアドバイス:
自分で書いた自己PRを、声に出して読んでみてください。
「これ、私の言葉になってるかな?」
「ちゃんと、“私らしさ”がにじんでるかな?」
そう感じられたら、きっとそれがあなたにとってベストな自己PRです🫶

 

💬 それでも「うまく書けない…」と思ったら

ナースハーバーでは、履歴書の添削や自己PRのご相談も受付中です📄🖋️
「これでいいのかな?」「もっと伝え方あるかな?」と思ったら、
ぜひお気軽にLINEでご相談くださいね♪

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第4章|よくあるお悩みQ&A〜自己PRってここが不安〜

「自己PRって、なんとなく苦手…」
「こういうときはどう書けばいいの?」

そんな“モヤモヤ”を抱えている看護師さんのために、
よくいただくご質問とそのヒントを、Q&A形式でお届けします💌

Q1:アピールできるような経験がありません…

🩷A:目立つ経験じゃなくて大丈夫!
看護は“派手な成果”より“日々の積み重ね”がものを言う仕事です。
だからこそ、「ありがとうと言われてうれしかった瞬間」や、
「自分なりに意識していること」こそ、立派な自己PRになります◎

 

Q2:育休明けでブランクがあります。どう書いたらいい?

🩷A:「ブランク=マイナス」と思わなくてOK!
たとえば、「生活の中で得たコミュニケーション力」や「再開に向けて準備してきた姿勢」などをやさしく言葉にしてあげましょう。
“いまの自分”に正直でいることが、いちばん伝わる書き方です。

 

Q3:書きすぎて、長くなってしまいます…

🩷A:一度、“口で話すつもり”で読んでみましょう
履歴書の自己PRは、読み手が短時間で印象をつかむためのもの。
文字数の目安は150文字前後が◎です。
伝えたいことを絞って、「気持ち」「強み」「今後どう活かしたいか」をバランスよく入れてみてくださいね。


Q4:「○○が得意です」と言い切ってもいい?

🩷A:「得意です」はOK!でも“根拠”があるともっと◎
たとえば、

「声かけが得意です」→「○○と言ってもらえたことがあり…」

のように、「なぜそう思うか?」を添えると説得力アップ。
自信の押し売りではなく、あなたらしさをていねいに見せる言い方がベストです🕊️

 

Q5:最終チェックって、どこを見ればいい?

🩷A:このチェックリストで読み直してみてください👇

  •  「わたしらしさ」が出ている?
  • 抽象的すぎず、具体性がある?
  •  前向きな印象で終わっている?
  •  志望動機とかぶってない?
  •  無理していない文章になっている?

ちょっと恥ずかしいけど、声に出して読んでみるのもおすすめ。
「この人、ちょっと話してみたいな」と思ってもらえたら、大成功です◎

次の章では、履歴書を書くときの注意点や全体バランスについてもお届けしようと思います📄🖋️
続けて進めてよいでしょうか?ご希望あれば調整もできます🌸

 

第5章|履歴書で自己PRを書くときの注意点

例文を読んで「よし!自己PR書けた!」となっても、
いざ履歴書に書き込もうとすると「あれ?バランス大丈夫かな…?」と不安になることもありますよね。

この章では、履歴書全体の中で自己PRをどんなふうに見せると読みやすくなるか
ちょっとした注意点をまとめてご紹介します📄💡

注意①:志望動機と内容がかぶっていない?

履歴書では、志望動機と自己PRを別々に読む採用担当者も多いです。

「志望動機=なぜここで働きたいか」
「自己PR=どんな自分が貢献できるか」

この違いを意識して、内容に“重なりすぎ”がないように調整しましょう◎
たとえば…

  • 志望動機に「地域に根ざした医療への共感」を書いたなら、
     自己PRでは「地域連携で意識している対応力」など“別軸”の強みを見せる。

  • 志望動機に「教育体制への魅力」を書いたなら、
     自己PRは「素直に学べる自分」をアピール。

こんなふうに、ちょっと視点をずらすだけで、印象がグッと良くなります✨


注意②:改行や文章の“詰まりすぎ”に注意

履歴書の自己PR欄は、書けるスペースが限られています。
だからこそ、“読みやすさ”がとっても大事。

  • 一文が長くなりすぎていないか?

  • 詰め込みすぎてギュウギュウになっていないか?

  • 2〜3文に分けて、自然な改行ができているか?

こうした見た目の整えも、“この人、ちゃんとしてるな”と思ってもらえるポイントなんです◎


注意③:肩ひじ張った言い方になっていない?

自己PR欄でありがちなのが、「ちゃんとしなきゃ…」と意識しすぎてしまって、

  • 「常に患者様の立場に立った看護を心がけ…」

  • 「命に向き合う責任を胸に日々研鑽し…」

といった、カタすぎて伝わらない文章になってしまうこと。

もちろん真面目さは大切ですが、
採用担当が知りたいのは「あなたがどんな人なのか」。

ちょっとやわらかくて、人柄がにじむ言葉のほうが印象に残ります🕊️
→ たとえば:

「患者様の表情やしぐさから、気持ちを汲み取れるよう心がけています」
「“話しやすい”と言ってもらえることが多く、緊張感のある場面でも安心感を届けられたらと考えています」


注意④:コピーっぽい文になっていない?

ネットや書籍にある例文は参考になりますが、
そのまま“コピペ風”になってしまうと、読み手にはすぐ伝わってしまいます。

  • 自分のエピソードに置き換える

  • 感じたこと・思ったことを加える

  • 主語を「私は」「〜と思う」に変える

これだけでも**“自分の言葉”になって印象がアップ**しますよ◎

 

注意⑤:最終チェックは“声に出して読む”がいちばん!

何度もお伝えしていることですが、
やっぱり一番おすすめなのは声に出して読んでみること!

  • どこかつまづく部分はないか?

  • 自分でも「しっくりくるな」と感じるか?

  • 実際に誰かに伝えても恥ずかしくない内容か?

このチェックだけで、文章の“無理感”や“カタさ”が驚くほど整います◎


🪞おまけ:迷ったら“信頼される人ってどんな人?”を考えてみて

自分の強みが思いつかない…
そんなときは、「あなたのまわりで信頼されてる人」ってどんな人かを思い浮かべてみてください。

  • 話を聞いてくれる

  • ミスが少ない

  • チームの雰囲気を守ってくれる

  • 落ち着いていて安心感がある

きっと、あなたもそのどこかに当てはまっているはず。
その“当たり前にやっていること”こそ、自己PRにできることなんです💐

第6章|あなたの自己PRを“言葉”にするワーク

「例文を見て“なるほど”とは思ったけど、
じゃあ自分のことをどう書けばいいんだろう…?」

そんな方のために、
ここでは**“あなたの自己PRを見つけて言葉にするためのワーク”**をご用意しました📘✨

深く考えすぎなくて大丈夫。
“自分ってどんな人?”をやさしく見つめる時間をつくってみましょう◎

✍️ Step1:あなたの“らしさ”を探すキーワードワーク

まずは、以下のキーワードを見て、「これ、自分にちょっと当てはまるかも」と思うものに〇をつけてみてください🌼

🟩 性格・人柄系

  • 話しかけやすい雰囲気がある

  • 丁寧な対応ができる

  • 聞き上手・寄り添い上手

  • 真面目・几帳面

  • 協調性がある・チームで動ける

🟦 行動・スキル系

  • 観察力がある(変化に気づく)

  • 優先順位をつけて動ける

  • 冷静に対応できる

  • 教えるのが得意

  • 処置や記録が正確

🟨 経験・立場系

  • 新人指導を任されたことがある

  • 急性期・慢性期・訪問など特定の経験がある

  • 患者さんやご家族から感謝された経験が印象に残っている

  • 苦手を克服してきた経験がある

  • 転職・ブランクから再スタートしている

この中で「これ言ってみたいな」「私らしいな」と思えるものが、**あなたの“自己PRの種”**です🪴


✍️ Step2:「エピソード+気づき」でつないでみよう

Step1で選んだキーワードをもとに、
以下のような文章テンプレートに当てはめてみましょう◎

🌿 文章の型:

私は◯◯なところがあり、実際に△△な場面で〜〜と言っていただいた経験があります。
そのことが自信になり、□□な関わり方を意識するようになりました。
今後もその強みを活かして、○○な場面で力になれたらと思っています。

たとえば:

私は話しかけやすい雰囲気があると言われることが多く、実際に緊張していた患者様に「安心した」と言っていただけた経験があります。
そのことが自信になり、不安な気持ちに寄り添うような声かけを意識するようになりました。
今後も、安心感を届けられる看護師でありたいと思っています。

これだけで、あなただけの“自己PR文”の完成です◎

 

✍️ Step3:声に出して読んでみよう

できあがった文章は、必ず声に出して読んでみてください

  • 自分の言葉になっている?

  • 押しつけがましい印象になっていない?

  • 自分らしさがにじんでる?

どれかに「うん」と思えたら、それが“あなたらしい自己PR”です🕊️


💌 書けたけど、これでいいのか不安…という方へ

自己PRは、「正解のある文章」ではありません。
でも、“あなたが大切にしていること”をていねいに伝えられれば、それだけで十分◎

それでも、「誰かに見てほしいな」「添削してもらえたら安心かも…」
そんな気持ちがわいたら、ナースハーバーの無料相談をご活用くださいね📮

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