看護師給与調査 10月版

【2026年10月版】看護師の希望賃金が31万円を突破|過去最高の313,081円に

毎月恒例の看護師給与レポート。

神奈川労働局「求人・求職・賃金バランスシート」の最新データを見ると、今月は求職者側に大きな動きがありました。

最新の令和8年8月集計では、求人賃金の最高値342,236円、最安値280,326円、求職者希望賃金の平均額313,081円となっています。 

特に注目したいのが、求職者の希望賃金。ついに31万円を超え、今回掲載されている令和3年度以降のデータでは最も高い水準となりました。

 

1. 求職者希望賃金は313,081円|一気に31万円台へ

 

 

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最新の求職者希望賃金(平均)は、

313,081円

となりました。

前月の298,498円からは、14,583円の大幅上昇です。 

先月は30万円目前まで上昇していましたが、今月はそこからさらに伸び、ついに31万円台へ。

これまでの最高値だった令和7年2月の312,363円も上回り、今回の集計期間では過去最高を更新しました。 

ここ数か月は29万円台を中心に上下していたため、今月の上昇幅はかなり目立ちます。

単月の数字だけで今後も31万円台が続くとは言えませんが、少なくとも今月は、求職者側の希望条件がかなり高い水準まで上がった月といえるでしょう。

 

2. 求人賃金最高値も342,236円へ上昇

求人側にも上昇が見られます。

最新の求人賃金最高値は、

342,236円

となりました。

前月の335,721円からは6,515円の上昇です。 

過去最高だった令和7年11月の344,703円には届かなかったものの、34万円台という非常に高い水準まで戻ってきました。 

求職者の希望賃金だけが上がっているのではなく、求人側の上限も同時に上昇している点は、今月の特徴です。

給与アップを目的に転職を検討している方にとっては、現在の求人条件を一度確認してみる価値がありそうです。

 

3. 求人最安値は280,326円|前月から下落も28万円台を維持

一方、求人賃金の最安値は、

280,326円

となりました。

前月の282,398円からは2,072円の下落です。 

今月は最高値と希望賃金が上昇した一方で、最安値だけはやや下がる結果となりました。

とはいえ、28万円台という水準自体はかなり高めです。

たとえば1年前の令和7年8月は273,686円だったため、前年同月と比較すると約6,600円高い水準となっています。 

そのため、「求人全体の条件が悪化した」というよりは、高い水準を維持しながら月ごとに多少上下していると見るのが自然でしょう。

 

4. 求職者の希望額は、求人レンジの中に収まっている

今月の3つの数字を並べると、

  • 求職者希望賃金:313,081円
  • 求人賃金最高値:342,236円
  • 求人賃金最安値:280,326円

となっています。 

希望賃金が過去最高まで上昇したとはいえ、求人側の提示レンジから大きく外れているわけではありません。

もちろん実際の給与は、勤務先や経験年数、夜勤回数、各種手当などによって変わります。

ただデータ上では、31万円前後を希望すること自体が、以前ほど求人相場とかけ離れた条件ではなくなってきていることが読み取れます。

これは数年前のデータと比べると、かなり大きな変化です。


5. 今月のまとめ|「月給30万円」が一段と現実的なラインに

2026年10月版の看護師給与相場をまとめると、

  • 求職者希望賃金は313,081円で過去最高
  • 求人最高値は342,236円まで上昇
  • 求人最安値はやや下がったものの280,326円
  • 希望額・求人額ともに長期的には高い水準

という結果になりました。

特に今回は、求職者希望賃金が31万円を超えたことが大きなポイントです。

以前であれば「月給30万円以上」は高給与求人という印象が強かったものの、現在のデータを見ると、30万円前後という金額そのものが徐々に現実的なラインへ近づいていることが分かります。

ただし、給与だけで職場を決めるのはおすすめできません。

夜勤回数や残業時間、年間休日、賞与、通勤時間なども含めて、年収と働き方をセットで比較することが大切です。


秋の転職では「給与以外」も比較してみて

10月になると、年明けや年度末を見据えて転職を考え始める方も増えてきます。

今すぐ応募するつもりがなくても、

「今の経験ならどのくらいの給与が狙える?」
「日勤のみでも30万円近くの求人はある?」
「給与を上げても、年間休日は減らしたくない」

など、自分なりの優先順位を整理しておくと求人を選びやすくなります。

今回のデータのように給与相場が高い時期だからこそ、給与だけでなく働きやすさまで含めて比較する余裕を持ちたいところです。


看護師の転職ならナースハーバー

ナースハーバーでは、神奈川・横浜エリアを中心に、看護師さんの転職をサポートしています。

「今より給与を上げたい」
「でも残業や夜勤は増やしたくない」
「自分の経験なら、どのくらいの条件を狙える?」

そんなご相談も大歓迎です。

まだ転職を決めていなくても大丈夫。
まずは今の相場と、ご希望に合う求人があるかどうかを一緒に確認していきましょう。

 

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参考文献:厚生労働省 神奈川労働局「求人・求職バランスシート【職業安定課】令和8年度~令和3年度」(2026年10月2日参照)

※本データは、神奈川県労働局が公開している「求人・求職・賃金バランスシート(看護師/カテゴリ:13保健師・助産師・看護師)」をもとに、令和3年4月〜令和8年9月の期間で集計し弊社独自で作成したものです。
※掲載している金額は平均値・最高値・最安値であり、すべての求人に該当するものではありません。あくまで目安としてご覧ください。
※実際の求人条件は個別に異なりますので、詳細についてはお気軽にご相談ください。

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